崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「本当の説教」

2014年09月29日 05時15分26秒 | 旅行
阿川佐和子と石田純一氏との対談番組で聞き上手の秘訣の話が耳に残っている。女性にもてる男は聞き上手の話術に触れて、悪い例として老人の話の欠点を指摘した。老人の話は経験豊かさから自慢話、説教が嫌われるのだという。私も若い時から老人の自慢話に耐えられない窮屈さを多く憶えている。ある日、十年ぶりに懐かしく思い、先輩の同僚だった人をを訪ねて行ったが長い時間ただ彼の旅行談だけを聞かされた。その後は機会もなかったが時間を作って二度と訪ねることはなかった。逆に若者に説教されることはどうだろう。今、私は若い人に説教や自慢話をしないように戒めている。
 昨日は教会で牧師の説教を聞いた。その説教は佐和子のいう「説教」とはどう違うのか。私より若い牧師に説教されるなら我慢できないだろう。牧師の説教は聖書の解釈や見解である。牧師によっては時々世俗的な悪口を「説教」に混ぜたりして語ることがないことはない。その時は我慢する。二つの類の説教を聞きながら聖書から学び、生き方を考える。一昨日御嶽山が噴火して一瞬にして山の景観を変えた。我々が生きている地球の中に火の塊を持っていることに驚く。美しい紅葉を見物に行った登山客が火山灰をかぶって死傷者が出ている。美しさを求めていったのに地獄をみるような現象を物理的にある程度説明ができる。その深い意味を語るのが「本当の説教」である。 
 
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