崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

キリスト教とシャーマニズム

2011年12月25日 05時11分45秒 | エッセイ
 昨日はクリスマスイヴ礼拝に出席した。毎年のことであり、特別なこともなく、静かな聖夜だった。しかし昨日の午後に韓国で開かれるシャーマニズム学会では私が顧問として推戴されるという。これは私がクリスチャンでありながらシャーマニズムを研究することを象徴的に表すことである。一般的にキリスト教からはシャーマニズムを迷信視し、互いに敵対視している。古くは伝道のためにシャーマニズムを研究した牧師や宣教師たちがいたが、私はそのような立場ではない。クリスチャンの信仰心が強くなるとなるほど、原理主義へ、それはシャーマンに似ていく。宗教は儒教のように生活習慣のような宗教になっても良いが、人の本質を変える革命性を持たなければならないと私は思う。上手く説明できないがそんな気がする。(写真は下関バプテスト教会)