6月中旬に中国長春を訪ねた時広島大学時代の教え子の許春蘭さんからそこの有名画家の大作の東洋画をいただいて懸けるスペースを考えていたが、研究所の壁に掛けることができた。その大きさで圧倒され、一気に研究所が博物館のような展示空間になった。櫛田学長と私の所蔵品などを展示し、まず学園祭の時一般に公開することにした。
昨日大学視察団の一員として福岡からの帰路に立ち寄ってくれた高崎経済大学の副学長の大宮登教授(撮影李良姫)が研究所の初訪問者となり、歓談することができた。群馬県には行ったことがないこちらの無知を話すと氏は東京から電車で60分かかることと平野などの基礎知識を教えてくれた。しかしウェーバーの研究と彼の故郷の山形に関するイタコの話になると対話は小学生程度から研究者へと一気にレベルアップした。対話は相手の情報提供によってレベルが上下する。