崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

犬の顔見知り

2007年05月04日 06時04分51秒 | エッセイ
 朝早く我が夫婦が犬を連れて散歩する。この愛犬ミミは人見知りをしないで誰にでもついていって抱かれる。私より心が広く普遍的な愛情を持っている。しかし不満がある。なぜ他人に簡単に抱かれるのか。「忠犬」つまり飼い主だけを愛し、忠誠を尽くすようにはならないのかと。前のミミは他人に対してはいつも警戒し、吠えていた。新ミミの愛情の表現をみて自分の愛がいかに偏狭であるかを反省している。