この度韓国全羅道長興の旅行中、有名な小説家韓勝源氏に会った。彼は私が1960年代被差別のタンゴル(巫)を調査していた村の出身者であることを知った。私は彼の小説を分析したことがあり、文通をしたこともある方であるがこの度同地の出身者を通して会うことが出来た。われわれは古い友人のように話をした。彼の小説「塔」が角川書店からが出版されている。その談話の最中私の拙著も愛読者という女性から電話があった。その女性はシャーマンであり私の本を多く読んでおり私が作家の家によるということを聞いて光州から拙著を持って行くからサインをしてほしいというのだ。しかしここで何時間も待つ時間はないので申し訳ないといって切った。愛読者の電話がとても嬉しかった。