一昨日東京へ行てきたが、3ヶ所での用事のために荷物が多く、十数年前香港で買って長く世界旅行で使った小型の旅行カバンを持って行った。これには世界のいろいろな国の税関の標などが貼られていて、旅行の貫録が示される。北京空港でまったく同じ型の他人のカバンと間違えてホテルまで持って行って、カバンを開けようとしても鍵が開かなかったその時、気がついて空港まで戻った、大変なハプニングを起こしたことを思い出す。しかしこのカバンに愛着はあっても今の私の年齢には重く、カバンについているキャスターも煩い古いタイプであり、旅行にはもう使用出来ないが、何かの保管に使用することにする。一緒に世界を旅したこの古いカバンを棄てる気持ちにはならない。今日関釜フェリーで行く韓国へは新しいカバンを持っていくことにした。懐かしい人間関係も棄てることなく、常に暖めていくことを戒めにしている。