崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

専修大学で講演

2007年02月11日 17時19分43秒 | エッセイ
 専修大学の人文研究所と比較民俗学会の共催の研究会で私が講師として「韓国民俗学を振り返って」というテーマで講演をした。司会の樋口淳教授が私の研究業績などを分類して説明し、それに沿って話が展開した。1960年代半ばから日本人学者の韓国訪問、それから日本留学の話、シャーマニズム研究から日本研究への変化などにしぼって話題を出した。泉晴一、石田英一郎、佐藤信行、伊藤亜人、嶋睦奥彦、末成道男、松本誠一、秀村研二、川村湊、鄭大均などの画像をだして説明しながら出席者にも加わってもらって盛り上がった。彼らは多くの研究業績のことと、多くの弟子を育てていることを誉めてくれた。自分の歩みを評価されることは、なんとなく恥ずかしく、照れくさいものであるが、とにかく一生懸命歩んできたことをこのように評価されて感謝と喜びでいっぱいであった。