崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

拉致問題

2006年10月03日 05時58分24秒 | エッセイ
 新内閣は拉致問題に強固な政策を採るという。生存者全員を帰さないと国交正常化はないと安陪総理は明言した。その政策とは別に、私はそれに関して憂いがある。それは日本では「強制連行」などの類の主張や北朝鮮からの反論があまり国民に届かないということと、それらについての他の意見などが出てこないからである。これについては世論の一致か反論が出来ない社会的な雰囲気があると思われる。それが戦争に繋がった歴史がある。もっと多様な議論が望ましい。