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一日一句(783 )







銀漢の一粒としてわれありぬ






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倒錯






■朝日新聞によると、安倍総理の最後の演説について、「最後の演説は東京・秋葉原。これまでほぼ封印してきた憲法改正を取り上げ、『誇りある国をつくっていくためにも憲法を変えていこう』と締めくくった」と報道している。これを読んで甚だしい倒錯を感じるのは、ぼくだけだろうか。「誇りある国は、憲法の実現によって果たされる」べきではではないのか。現在、憲法が実現されているとは言い難い。まったく滅茶苦茶な首相を持ったものである。ファシズム前夜のような、思考停止状態が続いている。白か黒かわからないような状況が続き、景気回復の掛け声だけが大きい。子や孫が戦場に駆りだされるような景気回復っていったいなんだろう。命の唯一性に立ち返れば、何が正しい道なのか、自ずと明らかである。








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一日一句(782)







かなかなのうち重なつて緋色かな






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一日一句(781)







夏休ぽっかりあいた天の穴






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ある不思議



東京都選挙区の、すずかんこと、鈴木寛候補は、2011年の3.11のときに、文部科学副大臣だった人物。文部科学省がspeediのデータを速やかに公開せず、多くの人を間違った方向に避難させ被曝させたことは周知の事実。また、子どもたちが学校で安全に過ごすための放射線量の限度を、それまでの年間1msVから20mSvへと変更したのも、文部科学省である。この二つは、組織的犯罪と言ってもいいものではないだろうか。その組織のナンバー2だった人物がすずかんである。社会的責任が当然問われるべき人物であるが、次のような、錚々たる文化人、実業家のみなさんが、応援団として頑張っていらっしゃる。この事実は、どう理解したらいいのだろうか。日ごろの言動から考えれば、当然、山本太郎を応援してしかるべき人々も、ここに入っている。これは「エリート互助会」なのだろうか。それとも、「実績」(裏を返せば、それまでのつきあい、利害関係)で買われたのだろうか。あるいは、すべては買いかぶりで、本質的に「文化チンドン屋」なのだろうか。

応援団一覧、ここから>>>

何人かが寄せたすずかん応援メッセージを動画で観たが、社会の上層部の人的つながりは、想像以上に、広く厚いと実感した。エリートの人的ネットワークは、倫理や思想を越えて広がっていることがわかる。

孔子は、「人間は嘘をつくから、行動を見よ、それも人が観ていれば『』つけるから、安んじた世界を見よ」と言っているが、こうも白昼堂々、こういうところに出て来れるのは、罪の意識は、ないんだろうと思う。









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一日一句(780)







炎天や沢庵一本ぶらさげて






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ドイツ語連詩「希望」






■ロミー・リーとドイツ語連詩を始めました。ご興味のある方はどうぞ。ここから>>> 日本語訳付。現在、第4の詩まで進行。




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一日一句(779)







夕立に借りる庇のなかりけり






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一日一句(778)







朝顔やわれは早飯喰ふ男






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高木仁三郎の言葉(55)




高木仁三郎の言葉 #57

チェルノブイリでは、もっと劇的な事態の進展があり、「六つの規則違反」と言われるように、信じられないような「ミス」が多発したと一般には信じられている。しかし、事態の進展を詳しく追っていくと、運転現場の人々にとっては予定外だった原子力出力の変動があり、そのことの安全上の意味を正しく判断できなかったことが、坂道をころげるように事態が悪化していったのである。これも、基本的に「判断ミス」であると思う。

高木仁三郎セレクション p.87

The words of Jinzaburoh TAKAGI (1938-2000), people's scientist against nuclear power#57

Human factors in a nuclear accident

It is generally believed that many incredible mistakes at Chernobyl were brought on by so-called “six violations of the rules” which caused more drastic developments. But a close research about them shows the output-power changes from the plant which any operator never expected, and they could not see appropriately the meaning of them from the point of view of security so that things were worse like a stone rolling downhill. This is, I think, also “a judgment error” basically.

Jinzaburoh TAKAGI selection p.87



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