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飴山實を読む(92)

■旧暦11月11日、月曜日、

(写真)落葉

投句のための俳句を作る。今日は雑用で一日つぶれた。12月に入ると、途端に、ジングルベルの音楽一色になる。12月の微妙で多様な表情が奪われて、どうも嫌である。




石山の割るる谺や吾亦紅
   「花浴び」

■「石山の割るる谺や」という措辞で、石山の深さ、音の質感が伝わってくる。季語の「吾亦紅」は9月頃の空気が澄み始める季節を表し、山に響く音も透明度を増してくる。石山の割れる音の谺で、秋を表現していて惹かれた。


Sound and Vision


Mozart Ave Verum Corpus por Leonard Bernstein



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