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RICHARD WRIGHTの俳句(38)

■旧暦8月25日、金曜日、やっと秋日和。気分がいい。シーツを2枚洗う。



(Original)

That abandoned house,
With its yard of fallen leaves,
In the setting sun.



(Japanese version)

あの廃屋の
庭に落葉
落日



(放哉)

とかげの美しい色がある廃庭


■放哉の句は、ライトに拮抗する作品が多数あり、選択に迷ったが、これが一番良かった。ライトの句、文章上、取り合わせではないが、俳句的に、取り合わせに訳出してみた。最後の「in the setting sun」のinはなくても、わかるように思う。一行空けるか、ダッシュで続けると俳句の取り合わせに近くなるのではないか。ただ、この取り合わせは、よくある取り合わせではあるように思う。たとえば、似た雰囲気は、トラークルやボードレールの詩にある(See my English-version site in detail)。
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