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往還日誌(153)






■5月11日(土)、晴れ。

午前中、掃除して、川音茶を一杯飲んで、呼吸法ⅠⅡⅢ、歩く瞑想、気功の3組を行う。

その後、ブランチを作る。断食16時間となる。

『朝日新聞』の「朝ごはんの風景」が興味深く、たまに読むんだが、これと比較すると、私の朝食は、12時間から16時間の断食明けに食べるため、非常に、量が多い。ここで紹介されている田原総一朗さんの2倍から2.5倍は食べる。とくに休日はそうなる。

その後、京都市役所まで、寺町を南下する。

京都市役所で、反イスラエル・パレスチナ支援のデモに出る。15時10分くらいに到着し、ここからだと、比較的急ぎ足でも、40分から50分はかかる。途中で写真を撮ったり、風景に見とれたりもしているせいもあるが。

司会のMさんにスピーチをしたい旨、話して、みなさんがあまり知らない情報を3点、お話しする。

これでも、絞ったのだが、Mさんから、速くしてと言われる。話したいことや話すべきことはたくさんある。

その後、河原町をデモする。観光客の方々は外国人も含めて、かなり注目していた。

参加者は、247人(主催者発表)で、過去最高を記録する。

鴨川でのダイインが、デモの後あったのだが、これは失礼した。

帰りに、グッドネイチャーホテルで、アップルソーダを飲み、のどの渇きを潤す。

一定庵に帰るのも、やはり歩きで、ほとんど、京都では、移動は、歩きになってきた。別段苦にならない。途中、寺町の龍枝堂で、九代目のご主人と、筆や筆産業について、30分から40分、話し込む。

帰宅して、オリエンタルから届いたマースカレーで、新玉葱と岡田商会の豚もも肉――初めて買ったが、脂分が、さいたまの「ニュークイック」に比べて圧倒的に少なく、しかも安く感動した――無水カレーを作り、ニコの仕事を行う。

そう言えば、デモから帰宅して、たいていは、疲れてなにもできないが、今回は、料理も仕事もできている。

これは、呼吸法を始めとしたトリオロジーが効いているということなんだろう。




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一日一句(3246)







若葉して樟のまはりにひとは寄り






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