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往還日誌(155)






■5月18日、土曜日。快晴。

6時起床。呼吸法ⅠⅡⅢとVipasssana Meditationの歩く瞑想を行う。

朝食を食べてから、亀屋博永へ。家族のみやげにわらび餅を買いに。

今回の京都滞在では、14日に北白川のバプテスト眼科クリニックで定期検診ができた。緑内障の状況は、両眼とも、プラスマイナスで、変化がなかった。定期モニタリングを半年に一度行うことに。

これふと思ったのは、緑内障については、一般に、巧妙な詐欺があるような気がする。

というのは、最初に、桶川眼科で、医師が目をライトで見て、緑内障の気があると突然言い出し、検査して、左目だけ、緑内障だと診断したのである。緑内障と診断されると、眼圧を下げる薬を定期的に買わされ(私の場合、正常眼圧だったにも関わらず買わされた)、定期検査を受ける。

つまり、何が言いかというと、「緑内障は作られる」ということである。

なぜ、それがわかったと言うと、バプテストの検査と桶川眼科の検査は異なるからである。検査の機器ではなく、片眼ずつ検査するときに検査しない目をふさぐ、そのガーゼの貼り方が、異様に硬く、きつく、それを解いてから行う視野検査では、光を追いきれない事態が生じる。

バプテストの検査技師には、これはまったくない。

つまり、桶川眼科クリニックというのは、医師と検査技師が、連携して、緑内障市場を金儲けのために意図的に作り出している疑いが強いのである。

この桶川眼科というのは、駅ビルにあり、アクセスが非常に良く、常に白内障と緑内障の患者で込んでいる。

駅前物件の賃貸料は高いとは思うが、それだからと言って、こんなめちゃくちゃな医療があるだろうか。

一度、私は疑いを持って、この横浜市大医学部出身の医師に、自治医科大学でセカンドオピニオンを求めると言ったことがある。

このときの反応も実に不審で、自治医科大学から、また桶川眼科へ差し戻されるから、忙しい大学病院に行くのはどうか、というのである。しかも、きちんと、緑内障の説明をしたことがないのにしたと言う。説明は「欠けてますね」、これだけだったのである。

初期の緑内障の判断は、視野検査に100%依存するので、こういう詐欺行為ができてしまう。

専門知識というのは、このように、詐欺の手段として使われることがある。

恐らく、日本中で、この初期緑内障詐欺は、存在すると思う。

高齢化社会の詐欺は、オレオレ詐欺だけでなく、こうした専門知識詐欺がある。

説明に一貫性があるかどうか、や、いたずらに、権威的で偉そうで、説明をしたがらない医師は、その疑いが強く、場所的には、駅前などの好立地は、物件が高いので、金を儲けなければならない必然性がある。

○○会などといった医療法人も、各医院にノルマを課す場合がある。

京都に来てよかったのは、バプテスト眼科クリニックを知ったことだった。

きょうは、夕方から、お茶の水で公開講座『ルカーチの存在論』32周年「古事記を読む」がある。


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一日一句(3249)







天地の聲の中なる新茶かな






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