いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

比喩はオレの十八番だろ

2008年04月15日 16時46分08秒 | 俺のそれ
以前にも、何らの関係もなく「さてはオレを撃ってきたな」論を考えたことがあるが(笑)、またしてもオレを撃ってくる気配を察知したので書いてみる。

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いや、比喩や寓話が「ダメ論」ってのは承知した上で書いてるんだってば。
それとも、id:kanoseはあっしに何か文句でもあるというんですかい?(笑)


多分ウチの記事を見たわけではないだろうけど。それはいいや。
偶然にしちゃ、この記事(「○○リテラシー教育」は本当に効果的なのか)拳銃の比喩を書いたばかりだからな。タイミングが良すぎ(笑)。


たとえばこんな話だな。

沙世ちゃんの装備:
・頭―ヘルメット
・顔―目だし帽or手ぬぐい
・腕―連帯リング(誰かと繋がれる)
・手―軍手
・武器―ゲバ棒、○○論の本


175モンスターor雨夜アンデッドの必殺技:
・大きな声
・仲間を呼ぶ声
・影分身
・どこでもこら!
・壊れたレコード
・ナカッタ飛礫
・くさい逝き
・バンザイ突撃


いつも、沙世ちゃんはモンスターやアンデッドを狩っているんだ。対決して、やっつけなければならないからだ。激戦中の沙世ちゃんは、近寄り難いし怖い形相だから、見かけた者たちは無言で過ぎ去るか恐れおののいて走って逃げる。
強固な「連帯リング」を互いに連結して、「~の輪」とかの包囲網を完成したりして、集団戦に持ち込んだりすることもできる。輪の内側では、「ゲバ棒」で死ぬほど叩かれ、「○○論の本」で往復ビンタを食らったりする。


<ちょっと寄り道:
因みに学生の頃に、機動隊に取り囲まれた、沙世ちゃん風ないでたちの学生諸君を見たことがある。本当に機動隊は円陣になって、輪の内側に基本装備をした数十名の学生諸君を閉じ込めていたよ。機動隊員の腕には勿論「連帯リング」はなかったけど(笑)、カップルの腕組と同じく互いに腕を組んでるだけで強固な包囲陣形を形成していた。そこに閉じ込められていた学生諸君は哀れではあった。この時、生まれて初めて機動隊員を見たが、こりゃ本物だ、と思った。色んな意味で。

話が外れるけど、先日東京では警察の観閲式みたいなのがあったと思うが、SAT隊等の特殊車両(機動隊ではなさそうと思ったんだが、よく知らない)の屋根には、「かざぐるま」が付いているんですか?多分風向計だろうと思うのだが、それを調べる・チェックするということは「毒ガステロ」とか「ガス弾使用」とか、そういった条件をみる為?理由はいいんだけど、路上を走る時には、もの凄い勢いで回るから面白いな、と思って。格納式になっているといいんだろうけど、かなりコスト高だもんね。使う時だけ覆面パトの赤色灯が上がるみたいな仕組みになっているといいかもしれん、とか思ったんだけど。それが高価なので完全固定式にするしかなく、路上を走る時には風車を猛烈に回しながら走ってるのかも(笑)。>


175モンスターやアンデッドはどこでもわいて来る(=どこでもこら!)し、倒しても倒しても次から次へと現れるのでキリがないのかもしれないが、沙世ちゃんも結構怖いよ、というのが一般人の感想なのではなかろうか。双方の戦闘シーンを目のあたりにすると、かなり引くと思う。

思わず口をついて出るセリフが「どっちもどっち」というのは、私には判る気がするもん。これを、「お前はどっちの陣営なんだよ!中立を気取るんじゃねえ!」とか怒られても、答えようがないと思うんですけど。

沙世ちゃん派か?
それとも、175モンスターや雨夜アンデッドを庇い立てする気か?悪辣な連中を擁護しようってのか?一体、どっちなんだよ!

とか選択を迫られてもねえ…
判らん、というか、どっちにも「参加したくない」と考えるのは普通の反応ではないだろうか。

◇◇◇


機動隊と学生闘士が戦っているんだ、戦闘の歴史や全体像を俯瞰できないなら首を突っ込むな、黙ってろ、とか、調べて理解してから表明せよ、とか、難しい要求が多すぎるね。

見たまんまに、
「今日は機動隊と学生闘士が小競り合いをやっていて、どっちが正義で主張が正しいのか全然判りませんでした。権力側が悪いのか、フル装備して暴力的行為を行う闘士が悪いのかは、自分では選べません。どっちもどっちだと思います」
と日記には書いておこう(龍角散か)、って話だな。

少なくとも、「オレはどっちもヤダ」という普通の意見が拒否されることが理解できない。そりゃ、機動隊員は職務や命令とはいえ、体張って一般市民を守ろうとしているのだろうし、学生闘士側にしたって「俺たちゃ不当な権力に立ち向かっているんだ、権力に屈っせず命懸けで戦い続けねばならないんだ」みたいに思っているだろうからね。真剣にやってるのは判るよ。

かといって、どちらか選べ、他人事だからそんな態度なんだ、とか、本気で言われても、どちらにも参加したくないし。学生闘士の人たちを見ていても、ただ暴れてるだけなのと全く区別をつけられないんだもの。特別な政治的思想を持たない暴走族が暴れていて、機動隊が出動して制圧しているのと明確に判別できないってこと。
だからこそ、沙世ちゃん側とモンスターやアンデッドが戦っている現場を見かけたり遭遇したりしても、加担しようなどとも思えないし、どっちかの陣営に与するのも躊躇われるのですよ。


長々と最終兵器的な「比喩攻め」で申し訳ありませんが、これをマジに書いてしまったりしようものなら、沙世ちゃん陣営からもモンスター&アンデッド陣営からも猛烈爆撃を食らいそうだし。だって、機動隊と学生闘士諸君の戦闘中の輪の中に、無防備で飛び込めといわれるようなもので(また比喩でゴメンね)、もみくちゃにされて潰れされて鼻血まみれで瀕死になると思うけど。
そんな覚悟もなけりゅ、やりたくもないし、参加はゴメンだね、と。ゲバ棒でぶっ叩かれて本で往復ビンタされるのと、仲間を呼び集められて「ナカッタ飛礫」を死ぬほどぶつけられ「壊れたレコード」攻撃を受けるのと、どっちがいい?とか尋ねられても…どっちもヤダとしか言えない。



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