いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

「女王の教室」(第8回)

2005年08月21日 23時49分27秒 | 俺のそれ
いよいよ終局が迫ってきましたね。

昨日は、がり勉組(というか私立受験組)とそれ以外のクラスメートとの溝が埋まるかどうか、でした。前に、割れたガラスを片付けるように言われたカズミちゃんを、手伝うと言って立ち上がったクラスメートは全員ではなかった。秀才君たちやガリ子は座ったままだった。

今回はそうした勉強を頑張る人達が、自分の利益優先姿勢を乗り越えられるか、一緒に汗を流して共に何かを達成できるか、そういうことが問いかけられました。

同時に、問題を解決しようと思うならば、単に「~反対」とか言うだけでは前に進まず、逆にコミュニケーションを深め、双方が歩み寄ったり解決策を模索する姿勢こそ必要なのではないか、ということも示唆されていた。まさに今の「郵政改革」問題と一致しているかもしれない。


優等生君の決意が、クラスにまとまりをもたらし、遂にクラス内の仲たがいや非協力がなくなっていきました。進藤ヒカルちゃんも頑張りましたし、勉強があまり出来ないけれど絵が上手な「馬場ちゃん」も頑張りました。きっと、クラスの中で勉強も運動も得意ではないかもしれないが、でも何かの役に立てるんだ、そういう役割を誰しもそれぞれ持っているんだ、ということを示したかったのでしょう。現実世界でも、確かに勉強が出来るとは限らない人々はいますが、思いやりがあったり、職人気質で頑張るとか、器用であるとか、正直であるとか、色々な場面でその人の良さを活かす道はあると思います。それが、決して特異なことでもなく、そういう人々を尊重し敬意を払うことが出来るかどうか、そういう視点が持てるか、そんなことを感じました。


マヤ先生の謎はまだ明らかにされていませんが、あと数回で終わってしまうとしたら、さみしいです・・・。



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1 コメント

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Unknown (めりこ)
2005-08-22 12:19:37
女王の教室。。今回で何を言いたかったのかわかって

きたような。子供の立場として強い先生に迎合するのは仕方が無い。けど、それは自分の尊厳をなくすことでもある。ガリベン君達の「なんで問題起こすんだよ。ほっといてくれ。でも、自分は卑怯でないのか?」ってな思いが伝わる。



で、ちょっと気になったこと。

ドラマの中で(おそらく)社会科の授業で教科書を読むシーンがあった。

その内容が「日本は侵略戦争をして、うんたらかんたら。。ドラマの流れとは関係無い所でも、日本は悪いと言いたいのか? とてもヘンだと思った。

授業内容を出すなら、算数でも理科でもいいのに、なんで社会なんだろう?しかも、ドラマの学校は9月時期なんだから、日本史は明治維新もやってないはず。



ドラマというか、お話ですからいちいち目くじらたてるのもなんだかなぁ。。と思いつつ、このドラマは

心にグサってものがある。

強者の先生に戦いを挑むなら、挑む方も論理的な言い分を求められる。私は子供なんだから、、という言い訳をこのドラマは認めない。



このドラマでカンダさんって女の子は善意の塊だけど、こんな子供が身近にいたらうざったくて、嫌われるだろうなと思う。
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