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いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

今後は米国産小麦と米国産牛肉だな

2010年03月11日 21時51分48秒 | 俺のそれ
本物の自分中心主義者にかかれば、どんな煽情報道であっても正当化される。理性とか論理などという言葉は、存在しない。


こんなSFだったか、架空の小話だったかがあった、と人づてに聞いた人がいたのだそうだ。



米国産小麦を使って焼いたパンを食べたら、腹痛が起こった人がいたんだって。
すると、別な人たちが「オレも、オレも」と言い出した。どうやら、腹が痛くなった人たちの共通点は、米国産小麦だったんだそうな。
パン、ピザ、ハンバーガーやうどんを食べたらしいんだけど、全てに共通していたのが米国産小麦で、それが怪しいんじゃないか、って、調べた人たちがいたらしい。農薬とか防カビ剤だか防腐剤だか防虫剤だか知らないんだけど、そういう「悪の大企業」が大量生産・大量販売を優先した結果、安全性を無視したからだ、って言い出したんだって。

みんなで大騒ぎすれば、メーカーから賠償金を取れるんだそうだ。だから、いくらでもタカリにやってくるわけ。腹痛が起こった人たちを調べたら、数百万人規模でいるみたいなんですって。

米国産小麦を食べた後に腹痛が起こった、って証言した人の意見は全部正しいと見做され、それは事実かどうかには無関係に「米国産小麦のせいだ」ということにできるんだって。


そうしたら、今度は米国産牛肉を食べたら腹痛だった人が大勢現れて、みんなは口ぐちにこう言ったそうです。
「米国産牛肉を食べたせいで、腹が痛くなったんだ、この恥知らずが!」

牛肉の生産農家の人は、本当に牛肉のせいなんですか、って泣きながら尋ねたんだそうですが、「ここにいる腹痛が起こった人たちは、全て米国産牛肉を食べた後だ」と言い放ったんだそうです。原因を調査したわけでもなく、事実を確認できたわけでもないのに、米国産牛肉を食べたせいだ、とマスコミでも大々的に毎日毎日取りあげたんですって。


そうしたら、米国産小麦と米国産牛肉は、「恐ろしくて食べられない」と多くの人たちは感じはじめ、遂には「輸入禁止にすべきだ」と言い出す議員とかまで出たんだそうです。

別な国では、同じように米国産小麦と牛肉を食べているけれど、全然問題なんて起こってないんですって。なのに、特定の国では、その中だけで腹痛事件が大量発生し、それが大問題となってしまうのだそうです。

彼らに原因を本当に調査したんですか、って確認しても、米国産小麦を食べたのは事実だ、とか、米国産牛肉を食べたから腹が痛くなったんだ、って言い張って、頑として聞き入れないのだそうです。

そうして、本当の原因とかには関係なく、「言った者勝ち」で数が多ければ企業側に土下座させたり詫びを入れさせることもできてしまうんですって。本当は自分が誤って腐ったベーコンを食べたという原因があっても、米国産牛肉のせいだ、米国産小麦のせいだ、って言い張った者が正しい意見を言う人物であるとして、尊敬されるんですと。

それって、どこですか?って尋ねたらしいんだけど、謎なんだって。

何でもゴネるゴロツキが勝つ国、ということらしい。金になれば、何だっていいんだそうです。



へえ~~



サンディエゴの怪~トヨタの鬼門?

2010年03月11日 09時56分52秒 | 社会全般
極めて不可思議な現象が起こる場所がある。それはサンディエゴだ。
まさに、「現代のサルガッソー」と言ってもよい。特徴的なのは、トヨタの乗り手だけが次々と謎の事故に巻き込まれてしまう、というものである。他の乗り手は、襲われることはないようだ。どうやら、トヨタに特別の恨みを持つ妖女にでも呪われているのか、トヨタのドライバーは神に祈るしかないらしい。スミス夫人によれば、「神の御加護」で車は停車できるそうなので、ブレーキペダルをつけなくともよいかもしれない。

さて、発端となった昨年の事故は、サンディエゴ近辺で発生した。4名の命を一瞬で失った、痛ましい事故だった。これは、本当に悲劇というほかない。


その後、トヨタの反論会見が行われた日に、今度はプリウスの謎の急加速と停車不能という事態が発生した。これもサンディエゴだったようだ。


更に、レクサスの別な車種でも急加速が発生したとして下院議員が調査要求をしたということの報道が今朝の読売記事で報じられた。

内容は以下のものだ。
(以下に引用)

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【ワシントン=岡田章裕】米下院監視・政府改革委員会のダレル・アイサ筆頭理事は10日、急加速が起きたトヨタ自動車のプリウスに続いて、レクサスIS350でも同じ問題が発生したとして調査を求める書簡を米高速道路交通安全局(NHTSA)に送ったと発表した。
 アイサ氏の事務所によると、問題のレクサスは、カリフォルニア州サンディエゴにある自動車販売店の従業員が所有する2006年型。
今月5日、アクセルペダルを踏んで加速した後、減速しようとペダルから足を離しても加速し続け、変速機をニュートラルにして減速、停止した。トヨタ車のリコール(回収・無償修理)で問題になったようにアクセルペダルがフロアマットにひっかかることはなかったという。

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おわかりになられただろうか?

スミス夫人の「神の御加護レクサス」はカリフォルニア州ではなくテネシー州だったが、他の報じられている3件の事故は、全て加州で発生しているのである。しかも、あんなに広大な面積があるのに、どういうわけか「サンディエゴ近辺」に集中しているのだ。


こんな偶然というものがあるだろうか?
他の州では、そうした事故がほとんど報じられていないのに、何故かサンディエゴにだけは急加速とブレーキが利かない、というダブルの事故が発生するのである。

まさしく崇りである。
それとも、トヨタにとっての鬼門か?
はたまた、ヌーミーの呪いか?


カリフォルニアではトヨタ車に乗るのを禁止するべき、という法律ができるかもしれないな。こんなに広い米国で、トヨタの謎の事故がカリフォルニアだけに集中的に発生するというのは、どういうことだと思うか?


それは、各自が考えてみるとよい。