自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

幻のクッチーナ

2012年02月23日 | ローマの休日
週末のローマ、人、人、人で、人を掻き分け掻き分け、宿に到着。 Mちゃん&Aさんも帰ってきた。バチカン→サンタンジェロ城→宿とずっと歩いていたようだ。午前の分も合わせると、きっと2万歩は軽く歩いているに違いない。おまけにサンタンジェロ城は、階段を上まで上がってきたそうだ。私とさほど年齢の違わないAさんは、かなり頑張ったようだ。

彼女たちが帰ってくる前に、クッチーナというキッチン用品を扱っているお店が宿の近くにあるのを知っていたので、行こうと思ったが、場所がイマイチ怪しい。私が持参した地球の歩き方には出ていない。家に置いてきたガイドブックに出ていた。シマった。 
へとへとになってベッドに横になっていたAさんも、行きたいとマークをしていたようだ。う~む、疲れているけど行くか。ガイドブックで場所と時間を確認する。閉店7時半。今、何時? 7時15分。あ~、厳しい。 でも、とにかく行ってみるかっと立ち上がった瞬間。 トイレに行く、とAさん。 あ~、もうダメだ。 仕方ない、今日はあきらめよう。
でも、今日は、ではなく今回はあきらめようになった。というのも、日曜休み。そしておまけに月曜の午前中も休み。(私は月曜の正午に宿を出て空港に向かわないといけない)
しょうがない、ひとまずは、夕飯を食べに行くまえに、お茶でも飲んで、ひと休みするか。とMちゃんが、お湯を沸かしてくれる。「あ、クッチーナって、ロゴが入っている・・・」と、ティファールの敷物として丸い鍋敷を発見した。かわいい。 ますますクッチーナへの無念が・・。

さあ、気を取り直して、ご飯だ。 すでにへとへと、遠くには行きたくない。宿から、2分くらいのオテッロ・アッラ・コンコンディアというトラットリアに決めた。店は、なかなか賑わっている。今日は、パスタを食べよう。ローマのパスタ、カルボナーラとアマトリチャーナ、それからボロネーゼ(これはボローニャのパスタだけど、ロレーナのところでは絶対出ないメニュー) 野菜のグリルもいいな~、そして最後にもう一度アーティチョークを食べよう。


素朴だけど、野菜の味が濃いから美味しい。


素朴で地味すぎるメニューだから、リストランテでは決して出ない。アーティチョークを茹でただけのもの。でも、そのシンプルなのがいいのよ。


パスタは、繊細な麺の湯で時間にこだわる日本人の勝ち!
カルボナーラはしょっぱく、粉っぽかった(ゆでるお湯がにごっていたに違いない)

最後にコーヒーをいただきたかったけど、おしゃべりに夢中になっている店員。全く我々のことは見ていない。あ~ん、もう、いいや。宿に帰って、早く風呂に入ろう。

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