オビカ モッツァレラバー

コロンナ宮を出て、小腹が空いてきた。するとAさんが、”あられ”あるよ、とお菓子の小袋を出してきた。おお、それはいい。　歩きながら、ローマを歩く。まさか、こんなところでジェラートやピザならまだしも、せんべいを食べながら歩くとは・・・。

さあ、ローマの休日ごっごの続きだ。次は、真実の口。　ここに手を入れて写真を撮る。真実の口は、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の外にある。いつ行っても、その写真を撮るために人々が並んでいる。並ぶのが苦手な私は、AさんとMちゃんが並んでいる間に、近くにあるマーケットを覗いてみることにした。　昨年末に買ったフィガロい出ていた最新の情報だけに、期待が高まる。週末だけ開くファーマーズマーケット、希少価値の高い野菜や豆を作る生産者が出ているとのこと。メルカート・ディ・カンパーニャ・アミーカ・デル・チルゴ・マッシモ、探せどない。やっと見つけたけど、冷たくも閉まっていた。日本ならは、なぜ休みなのか張り紙がありそうだが、どうみても閉まっている。　買い物カートを引きずって来た近所のおじいちゃんも、ペルケ？（なぜ？）と、首をかしげている。ま、仕方ない、ここはイタリアだもん。

あ～、お腹が空いた～。昼ごはんにしよう。カンポ・ディ・フィオーリ市場へ。ここは、昔、花の市場だったところらしい。今は、果物、雑貨、乾物など、いろいろ出ている。多くの観光客も来ることから、値段は少し高い。　でも、ローマがはじめての二人には、見ておいても無駄ではない。そのすぐ脇に、目指す”オビカ”があった。オビカは、世界中に進出しているモッツァレラ・バーらしい。東京にもあるなんて知らなかった。カフェだし何時でも利用できるから、気楽だ。絶対食べたかった、モッツァレラの食べ比べセットを注文。Mちゃんは、プロシュートのピザが食べたいと注文。

小奇麗だしオシャレだ。私もこんな店をやりたいな～。じろじろ様子を見る。



スモークしたモッツァレラ、リコッタ、水牛のモッツァレラ、乳牛のモッツァレラ、ブラータ
（本来ブラータは、葉っぱで茶巾状にしばってあって、中にクリームが入っているプーリアのチーズなんだけど、最近は、こんじ感じか～と、ちょっと残念。でも、このボリュームを日本で食べることは無いから嬉しい。約３０ユーロ。


どこで食べても、ピザは美味しいな～。