自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

生まれたばかりの平泉ワイナリー

2017年12月01日 | 日本のワイナリー
今回の旅の目的は、この生まれたばかりのワイナリーを訪問すること。

「ワイナリーを造ろう」と言い出だしたのは、私をここへ連れてきてくれたOさん。 ワイナリーの母体であるアグリ平泉には、彼女が焼いているパンの原料「こゆき小麦」を育ててもらっている。そんな関係もあって、世話役をかってでているようだ。
苗を植えたばかりの畑は、まだブドウの収穫が出来ない。 昨年は、県内のブドウやりんごを集めて、山ぶどうのワインとりんごのシードルを造ったという。 醸造しているのはS氏。ボルドーでワインの仕事をしていた経験のあるS氏をこの地に引っ張ってきたのもOさん。

畑に到着。

左のまんまるした男性がS氏(^^ゞ 野良作業で日に焼け、作業着姿は、すっかり地元農家(;^ω^) ここへ来て一年、どっぷり土地に溶け込んでいる。

さらに土地を拡大すべく整備中。

いろんな作業車が来て、好奇心旺盛のOさんは、あれ運転してみたいな〜と横でつぶやいている。
ミニ戦車のように、前後自由に動く車。 面白い。

今日は、畑にたい肥を入れるとのことで、トラックがやってきた。

トラックには、○○牧場と書いてあるから、牧場で作ったたい肥なんだね〜。 循環型の農業。

本当は、今年のシードルの作業を手伝わせていただく予定だったのだけど、肝心の原料が無い・・・(;^ω^) なんとか原料となるりんごを、これから見つけないといけない。
ブドウ・ワインの仕込みはすでにほほ終了していて、

出来立てのキャンベルとナイアガラを試飲させていただく。 あら、美味しい。 ナイアガラもべたべたした香りや甘さもなく、辛口。 キャンベルは、すっと入ってくる優しいお味。 両方とも、ストレスの無い自然な味。 さすが、ボルドーで修行してきたS氏、のんびりしているようで、プロフェッショナル。

予算の無いなか、機材もまだまだ不十分。 ラベルのデザインや人手、販路開拓、まだまだ、やること満載だ。
がんばれ、S氏、平泉。 彼らの手で育てたブドウ、その子たちで出来た美味しいワイン、楽しみに待ってるよ〜。




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