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自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

ユーロスターでフィレンツェへ♪

2013年02月04日 | 2013ローマ&フィレンツェ
今回の旅の楽しみの一つユーロスター、プチ鉄子の私は、密かにこの日を楽しみにしていたのでした。日本のJR東海みたいに、ネットでサクサク予約してEチケットを購入することができます。しかも、飛行機のように、変更の効かないチケットは、お安く買えるのです。ローマからフィレンツェまで、一番お安いチケットは、ファーストクラスでも29ユーロ(約3000円12月はじめのレート) うふふ。 ユーロスターは、昔からあるけど乗ったことがなかった。今は、もっと速くてゴージャスなイタロというのがあるらしいが、ローマ・フィレンツェ間が1時間半で行くなら、大満足。

今回は一人旅、ホームを間違えて乗り遅れるなんていう、おまぬけはしたくない。前日にすでにどのホームに入るかチェック済み! 

ローマ中央駅は、テルミニ駅。広いコンコースには、大きな荷物を持った旅行客が行きかう。1950年代に作られた映画、「終着駅」のロケ地。邦題は終着駅だけど、原題は、テルミニ駅なんだそうだ。このパタパタと替わる列車の時刻表もなんだか懐かしい・・・。もちろんデジタルの掲示板もあるのだが・・、アナログな私には、こちらの方が見やすい(汗)

2時に宿を出て、2時半出発のユーロスターのホームへ向かう。私の乗るユーロスターは、ナポリから出発して、ローマ→フィレンツェ→ミラノ行き。 ホームで待っていると、来た来た・・・私の乗るユーロスターちゃんが♪
 

荷物置き場にスーツケースを置こうと思ったら、すでにいっぱい。上の段しか空いていない。お、そんな時は、若い男子に声をかけるに限る。 すみませ~ん、上に乗っけてもらえませんか~??? と、か弱い女性の演技をする。若い男子は、気持ちよく手伝ってくれて、ハグでもして御礼を言いたいが、迷惑だろうから、満面の笑みでGrazie! これも迷惑か・・・?

さて、10のA・・・。この電車、多くの席は、すでにボックスに向かいあって4席になっている。真ん中には、テーブル。 10のA・・・と、ここだ、と、すでに10B,C、Dは、女性たちが座っている。窓際の席が私のせきなので、手前に座っている40代くらいの女性に立ってもらい奥の窓際に。向かいには、8歳くらいの女の子。足をぶらぶらさせていて、私の足にぶつかる。 どうも、私は、席運が悪い。 私の隣の40代の女性が母親らしい。そしてその母親の前には、分厚い本に書き込みをしている女子学生。 向かいの子供の足が、またもやぶらぶらぶつかって、気分が悪い。隣のお母さんに、思いきって聞いてみた。「みんな、あなたのファミリーですか?」すると、ガキと自分だけが親子で、学生は違う。 「なら、あなたと席を代わっていただけませんか?」 この交渉はすぐに成功。ガキの足攻撃からは、脱出できた。でも、前の学生のでかいカバンが、私の足を邪魔する。ふ~む。 ま、しょうがない。荷物を上に上げる場所もないし・・・、しかたない。


ユーロスターは、順調に滑り出し、すぐに田園風景になっている。ヨーロッパの車窓は、緑が多くて見ていて飽きない・・・でも、窓が汚くて・・・よく見えない。・・・こんだけ立派な電車なのに・・・。日本の新幹線は、窓もいつもピカピカ、やっぱり日本人って凄いよ。ポルトガルの電車もかなり窓が汚かったもんね・・・。

女性4人のボックス席、学生は、もくもくと勉強中。 向かいあっている親子は、あまり見ない外国人(私)に興奮しているのか、おしゃべりが止まらない。はっきり言って、うるさい。 最初は、聞いていたお母さんも、さすがに迷惑と思ったらしく、子供に静かにしなさい・・・シーッと口に指を当てている。 ガキの興奮状態は、おさまらず、おしゃべりが止まらない。お母さん、「バースタ!」もう、おしまいよ。と言い聞かせている。ふ~む、こんなときも、バースタっていうんだ。
買い物をしているときに、これで以上!の意味でバースタという。 料理の材料とかも、最後に、以上、という感じでバースタ。 

1時間半は、あっという間だ。しかも1時間半の予定だったが、10分早く到着。それって、あり? ま、早く到着する分には、文句はないけどね。
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かわいいお菓子屋さん ボッカ・ディ・ダーマ Arenula通り店

2013年02月03日 | 2013ローマ&フィレンツェ
サン・ロレンツォのボッカ・ディ・ダーマで、ジャムを買おうとしたら、、、無い。ジャムは?と、聞くと、別のお店で買えるとのこと。 どこ?と聞くと、Via Arenura、チェントロ(中心地)よ。 自分の持っていた観光マップを見せると、この通り!と、教えてくれた。

と、いう訳で、旅の4日目の午前中、その住所に行ってみることにした。そこは、地下鉄のどの駅からも遠いから、バスか徒歩でいかないといけない。 昨日も一昨日も、激しく歩いたから、もう歩きたくない。・・・バスに乗るか・・・。 宿のマキさんが2年前に来た時、主要なバスのルートと番号を書いてくれた。それによると、Hというトラステヴェレ行きのバスか、40番というヴァチカンに行くバスが便利そうだ。テルミニ駅の前から出ている、このHか40番のバスを探す。バスの運転手に何度か聞いて、Hの乗り場を発見。Hは、以前も利用したが、超激込み路線なのだが、やっぱりギッチリ人が乗っている。おまけにベビーカーで乗っている子供までいるし・・・。昔とった杵柄(きねづか)、朝のラッシュアワー時の半蔵門線に乗るように、おしりから乗り込む。なんとか乗り込んだ。でも、5分だっても10分たっても動かない。他の乗客もイライラしだして、運転手になんか文句を言っている。運転手と客達の会話が何かわからないが、、、次から次へと人が降りだした。私もひとまず降りる。ぐる~とバスの廻りを一周すると、なんとバスの修理をしているではないか・・・。だから動かないわけね・・・。しょうがない40番を探そうと、歩き出すと、お、エンジンの音が・・。奇跡的に?Hのバスのエンジンが動き始めた。お、なら、これに乗るか・・・。一旦降りたHのバスに再び乗り込む。すでに多くの客が下車しちゃっているので、激混みだったバスがガラガラに。へへ、辛抱強い日本人の勝ち! バスは、ルート通り、テヴェレ川の橋を渡ってトラステヴェレの広場に到着。多くの人がここで降りる。

私の目指すVia Arenuraは、ここから戻ってテヴェレ川を渡ったところ。 住所をたしかめながら、ボッカ・ディ・ダーマの支店を発見。
このエリアは、カンポ・ディ・フィオーリという市場に近い場所。私が毎回お買い物をするジッボナーリGiubbonari通りには、お手ごろなお洋服屋さんがいっぱいあるし、イタリア一番美味しいカルボナーラを造るロショーリもある。

ここのボッカ・ディ・ダーマは、軽食も出来る。そして、ジャム類も置いてある。
パニーニを買おうかと思ったけど、カンポ・ディ・フィオーリ広場にあるモッツァレラ・バー オビカで、モッツァレラを食べるのもいいな~。ここでは、ケーキを一つとなす入り団子のトマト煮を食べることにした。パックに入った団子を電子レンジで温めてもらう。食事は、2階に自分で持って移動。



 
ここのお姉さんもかわいくて親切。年甲斐も無く、かわいいものが好きな私、すっかりこのボッカ・ディ・ダーマが気に入ってしまった。 キャンディ型をしたショップカードをじっくり見ると、さらにもう一軒あるようだ。地図で調べると、トラステヴェレ地区にある。 サン・ロレンツォ、ここ、トラステヴェレと、東京で言えば、自由が丘、吉祥寺、下北沢みたいな・・・、ちょっと下町チックな、こ洒落たエリアに出店しているようだ。 ますます、このお店、好き♪

バスに乗るのに時間がかかったのと、お洋服まで買っちゃったりで、お昼を食べる時間がなくなってしまった。なら、オビカで、パニーニでも買おう。オビカは、年中無休、終日オープンと、とても便利な店。おしゃれな店内に、きびきび働く若い店員達、感じがいい。


ァンポ・ディ・フィオーリ広場は、日曜で野菜とかの市は出ていないが、相変わらず人がいっぱい。その中心に立つジョルダーノ・ブルーノの像。1600年に処刑された哲学者。

ガリレオ・ガリレイがまだ無名の頃、宇宙が有限であるとされていた時代に、宇宙は無限であるとの彼の思想が危険とされ、この場所で処刑されたのだそうです。 凄い人がいたのですね・・・。

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テルミニ駅近くのTOMOKO TUDINIで一人ごはん

2013年02月02日 | 2013ローマ&フィレンツェ
サン・ロレンツォ地区は、ローマ大学を中心とした元気いっぱいの学生街。だから個性的なお店が多く、トレンドの発信源ともいえるエリアなのだそうだ。でも、私が歩いた時間帯は、昼休みの時間帯。どこもしまっていて、何も見ることはできなかった。次回は、アクセサリーやさんや、レストランにもチャレンジしてみたい。

駅に戻る途中、かわいいレストラン発見
 


さて、今日の夜はどこへ行こうか。宿に戻って作戦会議?(って、一人ごはんなんだけど) 以前、適当に入って、ひどい目にあったことがある。激マズのポルチーニのサラダ(瓶詰めのポルチーニがカットされたもの)、カチョ・エ・ペーペは、ホカ弁に入っているようなモソモソパスタ。大切な一食を無駄にした怒りで、眠れなかった。同じ過ちはしたくない。
宿で他の宿泊者が書いたノート(昔、ペンションとかに置いてあった、”旅の思い出ノート”みたいなやつ)に、トモコ・トドゥーニのピザが美味しかった~と書いてあった。ふむふむ、ここから近そうだし、今日はここにしよう。宿のオーナー・マキさんにも話を聞いてみると、美味しいし、日本人スタッフもいて、安心して食事できるとのこと。

このTOMOKOさんという人がオーナーで、息子さんがシェフとのこと。こじんまりした店かと小思いきや、立派なお店だった。トモコさんは、30年以上前からローマに住む、ローマの名物日本人のようだ。イタリアの日本人団体?の長のようだし、お店も、日本人新聞には必ず広告を出している。

席に着くと、早速日本人スタッフが来てくれた。「トモコさんですか?」と聞くと、あいにく今日は、いらっっしゃってないとのこと。残念。

スプマンテとポルチーニのピザ、カプレーゼを注文して、スタッフが、どうぞと持ってきてくれたイタリア日本人新聞を読みながら、料理を待つ。すると、10人くらいの日本人団体客が入ってきた。ベテランガイドさんに案内されてきたようだ。そう、ベテランガイドさんも見方につけているのね~。と、また、日本人の老夫婦が入ってきて、私の隣のテーブルに座られた。奥の団体さんに手をふっているので、「ご一緒のツアーですか?」と話かけたら、それから、ずっと食事中、一緒にお話することになった。素敵なご夫妻で、おかげで一人ごはんも、全く寂しくなかった。

カプレーゼ  ポルチーニのピザ
 

ローマの冬のサラダ プンタレッレ 
ほろ苦いのが特徴のサラダだけれど、これは、アクが少なくて、食べやすかった
そして、お店のサービスのデザートとエスプレッソ
 

立派な店構え



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地図のないサンロレンツォ地区 かわいいケーキ屋さん「ボッカ・ディ・ダーマ」

2013年02月01日 | 2013ローマ&フィレンツェ
今日は、地下鉄に乗らずテルミニ駅から歩けるところばかり。
午前中は、モンティ地区。ランチは、駅から1分のトラットリア。 宿泊したB&B Moshi Moshiのキッチンでお会いした女性二人組のランチにご一緒させていただいた。一人だとご飯がいろいろ食べられなくて・・・もし、よろしかったら食事に声かけて下さい、とお話していたら、気にかけて下さって、お二人の今回最後の食事にジョインさせていただいた。

彼女達が書いてくれた地図を見ながら、トラットリア デル・オーモへ向かう。すでにお二人は食事を始めていた。すでにテーブルにある生ハムをつまませていただく。3人それぞれ違うパスタを頼む。私は、カチョ・エ・ペーペという、カルボナーラに並んでローマの名物パスタを頼んだ。ペコリーノ(羊)チーズと黒胡椒だけど、シンプルなパスタ。でも、これが美味しい! このメニューを知らなかった彼女達にも、食べてもらい。カルチョーフィ(アーティチョーク)がやってきた。これもローマの名産。そして私は、ローマ風トリッパの煮込みをいただく。私が作るトリッパに似ていて、なかなかやるじゃん自分(汗)と、自分の作る料理に自信が付いた。
食事中、どこを廻ってきたか?とか、どこが美味しかったとか、たくさんしゃべっていたら、写真をとるのを忘れた。だから、途中まで食べてしまったトリッパの写真だけ・・・で。


お二人は、最後のデザートにティラミスを頼んでいたけど、私はこれから、ケーキ屋さんに行くので我慢。楽しくお食事をご一緒させていただいて、さようなら。お二人は、午後の便で東京に発つのだ。

さあ、腹ごなしに歩こう。私の目指すお菓子屋さんは、駅の東側サンロレンツォ地区にある。テルミニ駅の西側には、ローマの名所がいっぱいだが、東は何もないのか、地図がないのだ。
そんなところに、なぜ行きたいと思ったか、、、
昨年前半の北沢かずきがゲストだったNHKイタリア語会話の番組の中で、地元の若い女の子が、ケーキ屋さんで買い物する場面があった。そのケーキのかわいいこと~、絶対行きたいと思った。NHKのホームページから検索すると、ちゃんと情報が出ている。そして、たまたま一年前に買ったフィガロにも、この店が出ていたので、地図は、フィガロの地図を使う。どうやら、テルミニ駅から線路沿いに戻るようだ。とぼとぼ歩き出す。駅の西側に比べて、人が歩いていない! お店が空いていない! 不安と危険を感じながら、しばらく歩く。すると城壁のようなものが出てきた。不安マックスで、一本中の道を歩くことにした。すると家族で食事を終えた人たちが道に出てきた。すかさず聞く。~通りはどこですか? ボッカ・ディ・ダーマはどこですか? おしゃれをしたおじいさまが、まっすぐ行って左、と、流暢に英語で答えてくれた。ここは、ローマ大学があり学生街。大学の先生だったのかしら?、そんなこともあるのね~。

ディスプレイが、まずかわいい。 この穴を覗きこんで、ケーキを選ぶ。ボッカ・ディ・ダーマは、貴婦人の口とでも訳せるのだろうか・・・とすると、穴は口?




人参のケーキとメレンゲのケーキを頼む。コーヒーもたのんだら、コーヒーのカートリッジをくれた(セルフサービスなのだ。)でも、この日本人が自分で出来るとは思えなかったのか、親切に機械に差し込みコーヒーを入れてくれた。



クッキーたちもかわいいのだ~。大きさの違う★を重ねてツリーに。
くつ下のクッキーには、シルバーの小さなビーズ状の飾りがついている。


イタリアのクリスマスは、1月6日に終わる。家の中のツリーもこの日に片付ける。訪れた日は、1月5日。大きな美味しそうなパネトーネが半額になっていた、買いた~い!気持ちをぐっと抑えて、今度は、線路沿いの怖い道は避けて、人や車がいそうな道を選び宿へ戻った。


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ツタの元気なモンティ地区 カントッチをつまみながら、散策

2013年01月29日 | 2013ローマ&フィレンツェ
は~、ここのところ38度の熱が毎晩4日続き、今日はやっと病院で抗生剤をもらった。念のためインフルエンザの検査もしたが、マイナスだったので、ひとまずは安心。とにかう多忙と疲労と寝不足が最大の理由でしょう。 今日は、とにかく寝る。

さてさて、モンティ地区、以前、NHKの「世界ふれあい街歩き」だったかなという番組があって、このモンティ地区を歩いていた。その時は、春だか夏だか、緑がとにかく多かった。とくにお肉屋さん、南米から戻った友人からもらったというツタが、凄い成長をとげ、あまりに凄いので、近所の人が欲しがり、分けていたら、どのうちもツタが元気に育っている、とのこと。
そんな風景を探したら、冬で枯れたツタの葉がからまる肉やさん発見! ここだ、そうそう、こんなだった。


小さなパンやさんを発見。中に入ってみた。お腹はいつも満腹状態だから、パンは買えない(汗)、パンやさんやお菓子屋さんには、必ずある、「カントッチ」というビスケットをちょこっと買った。4つ袋に入れてくれて1ユーロ。 小麦粉でバターとかを使わないシンプルなお菓子、トスカーナの伝統菓子の一つ。アーモンドが入っている。チョコレート味だったり、レモン風味だったり、バージョンはいろいろあるが。硬~くて歯が折れそうだが、コーヒーに浸すと、すぐに柔らかくなる。今回は、このカントッチも、いろんなところで買ってみた。


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