前日と同じぐらいの時間に到着をしたZOZOマリン、しかし四回にしてスタンリッジを見ることはできませんでした。
またしても炸裂をしたパラデスの拙守に例によってカリカリしたのでしょう、他の先発陣からすれば垂涎の3点を先制してもらいながらもあっさりと同点に追いつかれてしまったスタンリッジの3回67球での降板は、涌井のさらし者以降は早めに切り替えることが多くなった伊東監督の継投策による早退です。
そうなればたまったものではないのが中継ぎ陣で、こんな予想は当たって欲しくはないのですが酒居と土肥が貧乏くじ、酒居に至っては打球を当てられての泣きっ面に蜂でしょう。
スピードが落ちてきたのが気にはなりますが土肥が腕をしっかりと振れていたのが唯一の収穫で、負け投手となった大嶺祐は不運な内野安打二本よりも珍しく感情を表に出した併殺崩れによる失点が不憫、あの打球で併殺を取れない二遊間には公称よりも明らかに閑散としたスタンドから大きなため息が出ました。
出たと言えばようやく来日初アーチのパラデス、マルチヒットに2打点ですからブラボーと言いたいところですが、とにかく守らせてはいけません。
本人は守備に意欲を持っているようですがオープン戦からずっとDHだったわけで、その守備力を実戦で試すことなく本番ドンは迷惑な話です。
大嶺翔のショートもそうでしたし、伊東監督には足りなさすぎる球団のバックアップなど可哀想なところが多々ありますが、準備を含めたその采配に問題が当然にあるわけで、今日も不甲斐ない投手陣を嘆いていましたがたまには自省の言葉を発してみても罰は当たらないのではないかと思ったりもしています。
どれだけミスをしても使い続けてもらえる清田、一方でビジョンに映ったどこか遠い目をして並んで座っていたパーカー姿の田村と平沢、チームの膿を象徴するような絵面でした。
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◆5月17日(水) 千葉ロッテ−西武8回戦(西武5勝2敗1分、18時15分、ZOZOマリン、15,206人)
▽勝 高橋光 6試合2勝4敗
▽敗 大嶺祐 11試合1勝1敗
▽本塁打 秋山6号(酒居)、パラデス1号(田村)
▽バッテリー
千葉ロッテ スタンリッジ、大嶺祐、益田、酒居、土肥—田村、吉田
西武 高橋光、武隈、牧田、ガルセス、田村—岡田