オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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石川が負けただけ

2017-05-31 05:16:54 | 千葉ロッテ

 

山室球団社長がDゲートでお出迎え、しかし認知されていないのか右手を差し出してもスルーされている姿が物悲しかったです。
またOBの得津が普通にゲートから入場していたのにも驚きましたが、その得津が「社長、何やってんですかこんなところで」との大声で振り返る人がちらほら、そんな程度でした。
そんなこんなで今日から交流戦、弱っちいセントラルを相手に負けたのは悔しいですが超貧打線が13安打7得点ですのでレベル差は歴然、石川が打たれただけだと割り切ります。
その石川はさほど悪いボールではありませんでしたが逆球が多くて投げたいところに投げられない苛立ちが見て取れるほどに自分を見失っている感じで、ボール交換のときに叩きつけるように投げるなど感情を表に出している時点で石川ではない、あの飄々としたキャラがどこかにいってしまっています。
号泣、なんて適当な見出しをつけられて報じられましたが降板後にベンチでタオルに顔を押しつけて微動だにしない姿をビジョンに映されていましたから、かなり重症っぽいです。
石垣島ではWBC球がしっくりこない様子だったものが、今は逆にNPB球に指が馴染んでいないのか、それでもボールに力はありますからファンとしては待つしかありません。

その後の継投は例によって?マークが飛び交うもので、これが伊東監督が主導をしているのか落合コーチの助言によるものなのか、いずれにせよしっくりきません。
不運な打球がありましたが左対左の期待に応えられずにつるべ打ちに遭った土肥はやはり140キロ台に届かないストレートでは厳しく、それはそれとしてもマウンド上で目が泳いでしまっているのに放置したベンチはこの時点で試合を捨てたのでしょう、しかしルーキーには酷なシーンではありました。
ところがその裏に味方が3点差まで迫ったことで大嶺祐かと思いきや高野、その高野も大嶺翔の落球に足を引っ張られはしましたがストライクとボールがハッキリしすぎで狙い打ち、こちらも小心さが表情に出ていたのが残念至極、それでも150キロのストレートは大きな武器ですから自分を捨てずに頑張ってもらいたいです。
不憫な大嶺祐は点差が広がったところでのロングリリーフと敗戦処理状態、こんなところで使うために先発ローテーションから外したのか、四球がらみの失点がありましたので誉められたピッチングではありませんでしたが、モチベーションの維持が大変だろうと同情モード全開です。

打線はリーグが変わればこうも変わるのか、とビックリするぐらいにバットがしっかりと振れていましたし、芯を捉えた打球も多かったです。
展開としては根元の打球がファールにならなければ、といったところでしたが、まあ仕方がありません。
三木が引っ張ったかと思えば一塁側にセーフティーとプロ初の3安打猛打賞だったのが喜ばしく、井口もパワーの衰えは否めませんが調子は上向きのようです。
これで勝った、なんてぬか喜びをしてしまった大嶺翔のスタンドインは逆にあそこまで伸びたのは風が理由か、そうであってもこちらはパワーをアピールできた一発でした。
一方で四番がどうの、以前に振れていない角中、チャレンジモードが失敗に終わったパラデス、と軸になる選手が不在なのが痛いです。
機能をしたとしてもサントスでは起爆剤にはほど遠いのではないかと、山室球団社長にはハイタッチよりも効果のあるファンサービスをお願いします。
平日ナイターではありながらも阪神戦で空席がやたらと目立ったライトスタンドが寂しすぎで、ファンの球団に対する目線が顕著に見えた交流戦の初戦でした。


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◆5月30日(火) 千葉ロッテ−阪神1回戦(阪神1勝、18時15分、ZOZOマリン、20,604人)
▽勝 秋山 9試合4勝3敗
▽敗 石川 5試合5敗
▽本塁打 糸井7号(石川)、大嶺翔3号(秋山)、高山4号(石川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、土肥、高野、大嶺祐、東條—田村、吉田
阪神 秋山、桑原、高橋、岩崎、藤川—梅野

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ロエル・ヨシフミ・サントス

2017-05-31 04:07:48 | 千葉ロッテ

 

荷物の受け取りがあったので今日は昼で終わり、受け取った後に取るものも取りあえず駆け付けた今季初のイースタンです。
既に五回だったので注目のサントスは3打席目からのチェック、ポップフライが2つに内野ゴロが1つは残念ながらチームの起爆剤としては荷が重そうです。
まだ体調が万全でないにせよNPBの配球を肌で感じるためにボールをよく見る、といった姿勢は感じられずに早打ちかつスイングが大振りで、まるで岡田を見ているかのようでした。
話題の走り打ちを二度見せましたがスタンドから歓声はあがったものの見世物でしかないような、広い守備範囲は誇りそうですがレフト、ライトともに接触をしそうな「貪欲さ」が吉凶どちらに出るのか、それでも明日からの一軍が決まったようですのでそれだけチームが追い詰められているということなのでしょう、拙速な感は否めませんが楽しみではあります。

先発は成田だったようですがマウンドには岩下が、その時点で与四死球が6の4失点ですので成田、岩下ともピリッとしない内容だったのでしょう。
ただ実戦では初めて見る岩下は重そうなストレートが魅力的、140キロ台半ばのズシンと響くボールは迫力がありました。
まだボールが流れ気味ですぐに一軍がどうのというピッチングではありませんでしたが、先発としてじっくりと育ててもらいたいです。
投球練習で腕がかなり下から出ていた黒沢はフォーム改造で生き残る道を模索しているのかと思いきや、先頭打者の4球目からはまた元の腕の位置に戻っていました。
そうなればストレート、変化球とも面白みのないピッチングでしたので、二軍レベルからの脱却は難しそうです。
そしてこちらも一軍復帰が報じられた松永、益田はボールは走っていましたが一軍ではどうだろう、が正直なところで、力でねじ伏せるでもなく、キレで勝負するでもなく、ボールの出し入れで翻弄するでもなく、ただ淡々と投げていたようにしか思えなかったのは暑さのせいでボーッと見ていたからなのかもしれません。

御前試合でアピールをしたかった平沢と中村も、もう一つなプレーで昇格を逃しました。
平沢はバッティングもそうですがスローイングが不安定なのが変わっておらず、地道に経験を積んでいくしかありません。
中村も開いたスイングは相変わらずで、打ったら走る、の基本もおろそかに30代後半の選手のような走塁が残念と言いますか、その手抜きにスタンドから野次が飛んでいました。
ショートのレギュラー争いをするはずのドラ1コンビの間隙を縫って夜には三木がプロ初の3安打猛打賞、これが現実です。

ちなみに試合後のサイン会はゲームセットからダッシュしてぎりぎりセーフ、歩いていれば間に合わなかったようで「試合を最後まで見ていた人がサインをもらえないのはおかしい」と苦情を叩きつけている方が複数、はごもっとも、いろいろと事情はあるにせよ野球観戦の基本から外れているような気がします。
登場をしたのは成田、原、島、種市の若手投手で、石垣島でサインをもらえなかった選手であれば色紙で、もらえた選手であればボールで、と両面作戦は残念ながら期待をしていた高濱らが出てこなかったので、生まれて初めてのサインボールをもらってこれはこれで嬉しかったです。


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◆5月30日(火) 千葉ロッテ−日本ハム9回戦(日本ハム6勝3敗、11時、ZOZOマリン、1,515人)
▽勝 立田 7試合3勝3敗
▽S 田中豊 20試合2勝3敗8S
▽敗 成田 10試合2勝2敗
▽本塁打 浅間2号(成田)、猪本2号(田中豊)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成田、岩下、黒沢、松永、益田—金澤、柿沼
日本ハム 村田、立田、上原、屋宜、田中豊—郡

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