オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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クールの呪い

2017-05-02 01:40:29 | 千葉ロッテ

4月末時点でのチーム打率1割台は52年ぶりとのこと、この超お寒い打線はきっとクールの呪いなのだと思います。
これと言った理由もなくお役御免となったことで、チームに寒風を吹きつけているに違いありません。
敵のユニフォームを着てパフォーマンスをするという設定もあっさりと軌道修正、頭の重いマーくんの代わりにバク宙をするキャラクターにさせられたことへの恨みもあったでしょう。
そして新たに登場をするとも報じられた魚のキャラクターは経費節減に押されてか幕張まで泳ぎ着かず、世知辛い世の中です。
そんなこんなでいつもであればまず登録抹消、そして試合がある日に一軍登録の流れが今日に誰も浦和行きの切符を切られなかったことで同じメンツで北の大地での日本ハムとの最下位争奪戦に突入をするのか、3タテを食らうようなことがあればドベで幕張に戻ってくることになります。
それはそれで分かりやすくていいのかもしれませんが面白くはありませんので、そろそろまともに仕事をしてください。


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コメント (10)

QED 御霊将門

2017-05-02 01:04:17 | 読書録

QED 御霊将門

講談社

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QEDシリーズがすっかりとタタルこと桑原崇の蘊蓄開陳の場と化して久しいですが、ここにきてさらにパワーアップです。
さすがに一般人の周りに殺人はおろか事件がぶち当たりすぎるのが拙いとでも思ったのか、今回はただ棚旗奈々、沙織の姉妹との花見の予定がいつの間にか平将門ツアーとなって黙々と、淡々と、その人生、御霊伝説を紐解いていく、怨霊ではなく御霊なのがキモなのですが、そんなストーリーとなっています。
ただ叙述トリックを絡めながら前々作、前作に続いて神山禮子を登場させたことで、辛うじてミステリーの体を成していると言えなくもありません。
どうやらこの流れで相馬野馬追、次の作品に突入をするようですので、せっかくですので立て続けにいくことにします。

その将門は怨霊として名高いと言いますか、いろいろと祟る逸話がゴロゴロとしていますが、そのからくりをタタルがいつもどおりに「鉄」「朝廷」を軸に、いつの間にやらすっかりとそこいらの学者よりも詳しいのではないかと思えてしまう棚旗姉妹の相づちとともにQEDに導きます。
言うほどに将門の首が飛んできた、塚を壊そうとした人たちを呪い殺した、などの話は知らないものの、幽霊の正体見たり枯れ尾花、といったところなのでしょう。
いつものごとく古代の神々が全くと言っていいほどに分からないのでそれを持ってこられるとしんどいのですが、それはそれ、心は福島に飛んでいます。


2017年5月1日 読破 ★★★☆☆(3点)


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