投打の軸である石川と角中が復帰をしたものの両選手とも実質的には不振での抹消だっただけに、すぐにバラ色の活躍などといったうまい話があるわけもなく、石川は7回4失点、角中は4打数1安打、箸にも棒にもかからないものではなくとも起爆剤にはほど遠い今日のプレーでした。
石川は相変わらずに球数が多く、角中の振りももう一つで、本調子までには時間がかかりそうです。
そんな今日は舌の根も乾かぬうちにダフィーをスタメンで起用をしたことでショートに回った大嶺翔がいきなり正面の打球を捕り損ねたところから先制点を許し、そのダフィーは1安打ながらも3三振、代打で登場のパラデスを起点とした1点が唯一の得点ともなれば皮肉な結果としか言い様がありません。
バントで走者を進められない、と言いますか進める采配でないのもお約束、伊東監督は「やられ方が同じ」とお嘆きのようですが、ファンからすれば「やり方が同じ」です。
精神論でプロ初打席の三家のヘッスラを称えるぐらいしか見所のない僅かに4安打の打撃陣に、またしてもデスパイネと内川にやられた投手陣、まあこんなものでしょう。
地元で試合があるときには早く帰る、そうでないときにはきっちりと仕事をする、今年は心置きなくメリハリのある生活をさせてくれてありがとう、ありがとう。
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◆5月23日(火) ソフトバンク−千葉ロッテ10回戦(ソフトバンク9勝1敗、18時、ヤフオクドーム、33,301人)
▽勝 東浜 8試合5勝1敗
▽敗 石川 4試合4敗
▽本塁打 内川8号(石川)、柳田7号(東條)
▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、東條—田村
ソフトバンク 東浜、森、石川—甲斐