オリオン村(跡地)

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イノモトだよっ!

2017-05-07 02:03:09 | 千葉ロッテ

 

昨日は現状を把握できていないのかジュニアマリーンズイベントで「今日も勝ってください」と言われての悲惨な逆転負けでしたが、今日は「今日こそは勝ってください」との切実な願いに応えての久々の白星は対ソフトバンクの今季初勝利、全敗をするのではないかとすら思えるこれまででしたからホッと一息です。
マッチデースポンサーがチバテレだったことで10年以上もの長寿番組である白黒アンジャッシュを代表してのオオサワ、いやナカジマ、ミヤジマ・・・の児嶋一哉がファーストピッチセレモニーで、しっかりとマイクを仕込んでの「コジマだよっ!」で雰囲気が和んだのもよかったのかもしれません。

二木は5回4安打1失点で二勝目は、5月上旬にしては情けないチーム勝ち頭です。
強風の影響かいつにも増してばらけ気味でボール先行の苦しいピッチングでしたが、それでも2四球と大崩れをしなかったのが二木らしさでもあります。
先日ほどにストレートは走ってはいませんでしたが打者からすれば数字よりも押し込まれていたような、四回の満塁のピンチでギアチェンジできたのも収穫でしょう。
先発としては五回での降板でしたから満足な内容とは言えませんが、98球で六回を投げさせなかった判断は妥当なところだったと思います。
欲をかいてのもう一イニングでの失敗にようやく懲りたのであればいい傾向で、とは言え球数の多い先発陣には慎重かつ大胆なピッチングを願います。

継投はルーキー酒居、有吉に大谷、そして新守護神の内です。
酒居は二木とは逆に数字ほどのスピードは感じられませんでしたがそれでも140キロ台後半をビシバシ投げ込むポテンシャルは素敵、里崎ばりのストレートオンリーな田村のリードに物怖じせずに投げ込む姿も素敵、先発として期待をしていましたが性格的には中継ぎ適性が高いのかもしれません。
無失点記録の続く有吉はピシャリとはいかずに走者を背負うケースが少なくありませんが、これまた肝っ玉が太そうで頼もしいです。
正直なところ有吉は何がいいのかが今ひとつ分からないところもあるのですが、両投手とも松田、柳田とメインどころを併殺に切って取って自信になったでしょう。
また今後は八回を任されることになるであろう大谷はその軽さが心配ながらも、今日ぐらいに低めに投げられれば安心をして見ていられます。
そしていきなり連投となってしまった内はヒヤリとさせられるシーンはありましたが.094の被打率どおりの貫禄の今季初セーブ、驚異の奪三振率13.94で大きく花を咲かせてください。

験を担がずに三木がベンチスタートとなった打線は7安打4得点でチーム打率をちょびっと上げましたが、攝津との盾矛対決は痛み分けといったところでしょう。
初回に空振りが取れずにカットされて四苦八苦の攝津に衰えを見ましたが、結局はその攝津に完投を許すのですからロッテのこどもの日は延長です。
それでも今日はバントをこれ以上はないぐらいな絶妙なところに決められたのが大きく、打てないなら小技をきっちりと、その中でも荻野のスクイズは秀逸でした。
動きは派手ながらも足が付いてこない猪本でしたからあそこでなければ、といったピンポイント、その猪本も古巣を相手にプロ二本目のヒットは初長打となる二塁打が貴重な追加点に繋がりましたからお立ち台に呼んであげたかった、選手たちもそれは分かっていたのでしょう、WE ARE!の大役を任されて「チームの一員になれた」の言葉が響きます。
雑なスイングですしZOZOマリンの強風に慣れない守備は不安いっぱいですが、こういう元気者を上手く活かしてあげたいです。
仲良しの香月と競い高めあってくれればと、最後の守備でしょうもないエラーを帳消しにはしましたが外のボールを相変わらずに引っ張る中村の肝に火をつけてください。


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◆5月6日(土) 千葉ロッテ−ソフトバンク8回戦(ソフトバンク7勝1敗、13時、ZOZOマリン、25,224人)
▽勝 二木 3試合2勝
▽S 内 11試合1S
▽敗 攝津 3試合2敗
▽本塁打 鈴木4号(攝津)

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、酒居、有吉、大谷、内—田村
ソフトバンク 攝津—高谷

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