遅かれ早かれ避けられない現実ではあるのですが、5月半ばにしての自力優勝消滅はなかなかにヘビーです。
しかし地元に帰ってきてもやっている野球が変わらないのですから急に勝てるようになるわけもなく、まるで息をするかのように黒星を重ねての6連敗となりました。
8安打ですからヒットが出るようになったと言えなくもないですが勝負どころでのバントミスはお約束、それにしても苦笑いにしてもあのケースで歯を見せる清田は自分であれば即刻交代をさせるところですがそのままだったのは前の打席でタイムリーを放ったからなのか、いずれにせよ弛緩しているとしか言い様がありません。
二番パラデスにも脱力、浦和でもありましたがそうなれば一軍からの指示だったのか、結果的にダフィーが拾い上げましたが無死二塁でただ打つしかできない二番打者は打線が活況であれば攻撃的な布陣で相手にプレッシャーを与えられるのですが、貧打線の中では流れをぶった切るだけです。
球場に着いたのが六回表だったので巡り会うことができなかった陳冠宇はそれが持ち味の一つではあってもさすがに荒れすぎ、四回までは攻めの気持ちで粘り強く投げたようですが坂道を転げ落ちたら踏みとどまれないのは球数が増えたことで鈍ったキレが理由なのか、それでも打線の援護があればまた違ったでしょう。
酒居らが後続を零封しましたが結果的には無駄遣い、明日のスタンリッジで連投をさせられるのは誰なのか、貧乏くじの準備は万端です。
それにしても辛抱強いロッテファンは5桁を維持、そんなこんなで緩い発言の林球団本部長の言葉が腹立たしい曇天の一夜でした。
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◆5月16日(火) 千葉ロッテ−西武7回戦(西武4勝2敗1分、18時15分、ZOZOマリン、11,343人)
▽勝 野上 7試合3勝4敗
▽S 増田 11試合1敗5S
▽敗 陳冠宇 4試合1勝1敗
▽バッテリー
千葉ロッテ 陳冠宇、酒居、有吉、土肥、大谷—吉田、田村
西武 野上、牧田、シュリッター、増田—炭谷