ここまで酷い試合を見せられると明日からは今季は全敗のソフトバンクが相手ですから敗色濃厚、しかしこれがむしろ勝ち目に繋がるのではないかと思ったりもしています。
もちろん何の根拠もありませんし願望が100%入ったりもして、そうでも思わなければやっていられません。
今日に若手を使うなんて伊東監督のコメントを見て期待をしてみれば左腕が相手ということがあったにせよ変わり映えのしないスタメンにガッカリ、若手に賭けるというのであれば長い目で見ることと同義なのですから平沢にせよ香月にせよレギュラーを期待すれば左対左でのスタメン落ちなどはありえないわけで、もう一歩踏み込んでもらいたかったです。
浦和でもエラー連発の中村をまだショートで使うのにもビックリ、ただ打撃については遠回りをするスイングは相変わらずですが開きが小さくなってきたので右への意識が出てくればそこそこいけるのではないかと、もっとも今日の4打席を見る限りではその意識が変わるような指導は受けてこなかったように思えます。
明日は右の中田ですから平沢、香月に中村、大嶺翔をどう使ってくるのか、それによって伊東監督の本気度が計れるでしょう。
それにしても打てない、7安打は放ちましたが香月の内野安打が唯一のタイムリー、若手ではない細谷にベテランの井口、福浦が大ブレーキでした。
試合後に補強を望むとの伊東監督の言葉からして球団が動いていないことがモロバレなわけで、そのうちに何も変わらないパラデスとダフィーが一軍に戻ってくるかもしれません。
佐々木はレアードへの痛恨のコントロールミス、よりも先頭打者を出しすぎなのが反省点で、粘り強く投げはしましたが研究をされれば命取りになるでしょう。
ストレートにスピードが出ていないのも気がかりで、投げ急ぎのようなフォームでボールに力が乗っていないようにも見えます。
七回は涌井ですら代える球数でも続投をさせたのはいつもの欲をかいたのではなく英才教育の一環だと思いたく、また酒居、有吉のルーキーリレーはそれなりに見所はありました。
三人ともこれがロッテだ、と早い段階で繰り返しに学べたことを前向きに、めげずに頑張ってください。
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◆5月4日(木) 日本ハム−千葉ロッテ6回戦(日本ハム4勝2敗、14時、札幌ドーム、35,403人)
▽勝 加藤 5試合2勝1敗
▽S 増井 10試合3勝1敗3S
▽敗 佐々木 3試合1勝2敗
▽本塁打 レアード7号(佐々木)
▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木、酒居、有吉—田村
日本ハム 加藤、鍵谷、谷元、増井—清水