ようやくに座るべきシートに座ったとでも言いますか、最下位になりました。
チーム成績からすれば遅すぎたぐらいで、打率は.182とさらに落として5位から4分以上も離されたダントツの最下位、本塁打が2試合に1本も打てない9本は5位の20本の半分以下、そもそもの出塁率が低いので機動力も使えずの盗塁が4個はやはり5位の8個の半分以下、そうなれば得点も最下位なのは当たり前です。
一方で防御率も4.42で最下位、失点は5位ながらも僅かに1点差ですからひっくり返されるのも間近でしょう、どうにもなりません。
そういう意味ではベンチが気の毒ではありますが、しかしこの期に及んで清田、荻野が頑張らないと、なんて言っている伊東監督を見ると思考停止をしているのではないかと不安にもなりますし、0割台で出塁率ですら1割台の清田を核弾頭に、当然のように二打席連続三振であっさりと代えてみれば次が25打席ノーヒットの岡田ですから萎えるばかりです。
ただ打てないだけではなく虎の子の走者を送ることすらできない小技の下手さ加減は数年来の課題が課題のまま残っているのですから、足りない戦力をあれやこれやで実力以上に引っ張り上げるのに精一杯だったのでしょうから仕方のないところではあるものの、一気にそのツケが露呈したといったところでしょう。
この惨状にお手上げ、打つ手が無い、と言わんばかりの伊東監督のコメントには、「ただ待つだけでは光は差してこない」との言葉を贈ります。
年俸分の働きができない中堅どころを一掃するにはこれ以上のチャンスはないわけで、どのみち2割を打てないなら先のある選手に投資をしてくれれば見ている方も気が晴れます。
使える選手、使えない選手の色分けをする好機でもあり、二軍から上げる選手がいないなんて嘆く前に使ってくれよと、今日に使わないレベルの期待しかない中村であれば他に試してみる選手はいくらでもいるはず、おそらくは史上初であろう支配下選手登録の全員が一軍でプレーなんて記録を打ち立てるぐらいでなければ光は差し込みません。
今日に好投と言えなくもない6回1失点のスタンリッジも107球を投げたことからして先発としてはもう無理と見極めるべきですし、もし三者三振の内と一死も取れずにサヨナラ負けの益田の配置転換を言い出すようなことがあれば末期状態、こんな状況だからこそベンチには前向きになってもらいたいです。
内ぐらいしか見るべきところのなかった試合に札幌まで遠征をされた方々には、お気の毒様でしたとしかかける言葉はありません。
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◆5月3日（水） 日本ハム−千葉ロッテ5回戦（日本ハム3勝2敗、14時、札幌ドーム、41,138人）
▽勝 増井 9試合3勝1敗2S
▽敗 益田 10試合2敗6S
▽バッテリー
千葉ロッテ スタンリッジ、大谷、内、益田—田村
日本ハム 村田、鍵谷、谷元、石川直、増井—大野
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