オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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予定調和なサヨナラ負け

2016-05-04 00:55:08 | 千葉ロッテ

今の西野に1点リードでの登板は厳しすぎました。
これでここ5試合で4回目の失点は笑ってしまうぐらいに見事すぎるサヨナラ負け、今日はベンチで泣いていたのか、さすがにやばい状況です。
変化球がコントロールできないからなのかストレート押しをすれば甘く入って痛打され、伝家の宝刀だったはずのフォークもバウンドを怖がってか真ん中へのラッキーボール、同点打は前進守備だったので無理もないのですが清田には捕って欲しかったものの、完全に捉えられていましたから打球に伸びがあったのでしょう。
フォークを怖々と投げているようでは今後に上向くとは思えず、まずそこを重点的に手入れをすべきです。
精神的な弱さを露呈したことで配置転換もありそうな、ナバーロの好守で救われましたが左対左にこだわって鉄板の内を八回の頭から投げさせずにピンチとなったことと併せて、ここまで好調なチームを支えてきた中継ぎ陣の起用、調子に黄色信号が点った、そんな不安が高まります。
そして7回零封で1.27まで防御率を上げながらも白星に恵まれない石川は、しかし文句のつけようのないナイスピッチングでした。
露骨に楽天に肩入れをするギャオスはさかんにストレートが高めだとわめいていましたが、狙っていたかはさておき落差のあるカーブとのコンビネーションからすればむしろ打者の目線を惑わせることからして正解、そして六回の二死満塁のピンチでギアチェンジの148、149、150、149キロのストレートは素晴らしかったです。
そんなのに2億を払っているわけではない、との楽天ファンの声が聞こえてきそうなセーフティーバント、肝心なところで空振り三振、お得意のバット投げの今江を切って捨てての八回まで1点のリードを守り切った継投だっただけに、現場にいたら発狂よりも虚脱したであろう痛すぎる黒星でした。

そもそも1点しか取れなかったのも、敗因の一つです。
スリーボールからフライを打ち上げたデスパイネはトータルでの数字は悪くありませんが、あれだけ長打はセンターから右方向なのに左への意識を捨てられません。
左腕対策で打順の入れ替えがあったことも理由なのでしょうが開幕からずっと任されていた三番から六番に落とされた清田も、完全にブレーキ役となっています。
8試合連続ヒットでタイムリーのナバーロが孤軍奮闘、では打線としての破壊力はなく、せっかくのナバーロの合流が活かせていません。
ここが辛抱どころではあるのでしょうが、同じ.230ぐらいであれば初心にかえるためにも清田の核弾頭、もあってよいと思います。


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◆5月3日(火) 楽天-千葉ロッテ6回戦(ロッテ4勝2敗、14時2分、コボスタ宮城、26,489人)
▽勝 ミコライオ 2試合1勝
▽敗 西野 12試合2勝1敗8S

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