オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

ブラックブラックな惨敗

2016-05-29 00:41:12 | 千葉ロッテ

 

ブラックブラックと言えばナイトだったものがグッズ配布で満員にするにはデーゲーム、と宗旨替えをしたのが功を奏しての満員御礼、そのコストはしっかりとチケット代にオンされていますからビジターファンからすればいい迷惑ではあるのでしょうが、営業政策としては大成功です。
しかし例によってイベントデーはブラックな展開で惨敗、ホームユニを着たソフトバンクが暴れまくりで、これではなかなかリピーターは生まれません。
とにかくスタンリッジが大誤算、これで今月に入ってから3度目の序盤でのKOはいつものパターンで、本人も首を傾げるぐらいにコントロールがばらばらで抜けまくり、ストライクを取りにいったところがど真ん中、下位打線に四球を連発して九番打者にタイムリーを浴びてしまい、そして上位に回ってのボコボコですのでどうにもなりません。
どうやら二軍落ちが決まったとのこと、次は交流戦ですのでそこで投げさせてからでもよいようにも思うのですが、先日の関谷でようやくに6人が揃ったと喜んだのもつかの間でまた人探しをしなければならず、大嶺祐も李大恩も古谷も炎上中ですから陳冠宇と川満の両左腕の消去法なのか、中5日のその場しのぎだけは勘弁です。

三回からの継投はどこで高野が出てくるのか、しか興味がなくなってしまったのが正直なところで、その高野は八回からのプロ初登板でした。
MAX150キロは今月に入ったあたりから3キロほどインフレ気味のQVCマリンのスピードガンですから差し引くとしても、コンスタントに140キロ台半ばを投げ込むストレートは高野の大きな武器、どことなくフォームが藪田に似ているような、目指すべきところもそのあたりでしょう。
意識的だったのか無策だったのかストレート押しは2回3失点と打ち砕かれましたが、今はそれでよいと思います。
ただ変化球がスライダー、たまにチェンジアップでは単調にならざるを得ず、そのストレートを活かすためにも投げられるはずのカーブ、フォークを上手く使いたいです。
南、藤岡、松永は可もなく不可もなし、報われないロングリリーフもあり、お疲れ様でした。

いきなり6点のビハインドですからただ打つしかない、ではあるのですが、しかし1点を取るのに汲々としている打線も重症です。
かさ上げはされているにせよ150キロオーバーのストレートを投げ込む千賀ではありましたが、7四死球と荒れていましたので付け入る隙はあったはずです。
しかしチャンスは作りながらもあと一本が出ない便秘状態、ベンチにはコーラックの常備がされていないようで、ぽっこり膨らんだお腹には不快感しかありません。
核弾頭に異動した清田は球数は投げさせましたがスイングにスピードがなく、ブーイングをされた吉田と双璧の湿りっぷりの中村を二番に据えなければならない苦衷、火が付きそうで付かないナバーロは完全に腰が引けてしまっていますし、デスパイネがタコとなればこんなものなのでしょう。
高めのボールに力負けをせずにレフトスタント中段まで運んだ細谷が唯一の光明で、それでも各選手の調子はさておき並びとしては悪くない打順ではあります。
また明日も武田のカーブ、を意識しすぎてストレートに押し込まれそうな不安はありますが、青ユニに負けないぐらいの真っ青にならないよう頑張ってください。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

ソフトバンク

1 5 0 0 0 1 0 3 0 10 12 0

千葉ロッテ

0

2

0 0 0 0 0 0 0 2 7

1

◆5月28日(土) 千葉ロッテ-ソフトバンク10回戦(ソフトバンク6勝3敗1分、14時1分、QVCマリン、29,569人)
▽勝 千賀 9試合4勝
▽敗 スタンリッジ 10試合2勝5敗
▽本塁打 柳田7号(スタンリッジ)、細谷2号(千賀)、今宮4号(藤岡)、内川7号(高野)

▽バッテリー
千葉ロッテ スタンリッジ、南、藤岡、松永、高野―田村、吉田、江村
ソフトバンク 千賀、岩嵜―鶴岡

コメント (17)