オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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全員で勝ち取った勝利

2016-05-06 01:37:43 | 千葉ロッテ

今日は超映画祭りだったので出ずっぱり、それでも中盤からの取って取られての展開を中村のアーチまでスマホのパ・リーグTVで見られたのはラッキーでした。
パケット代を考えればありえなかったところが、マクドナルドの公衆無線LANサービスを利用できたのはIIJmioのおかげ、ありがとうございます。
それにしても中5日の涌井が当たり前のようにピリッとせず、西野に続いて松永、益田、内と総倒れな展開だっただけに、あのまま負けていたら大変なことになっていました。
今日はそれでも頑張ってくれた投手陣、笑っちゃうぐらいに起用が当たったベンチの采配、そして最後まで諦めなかった打撃陣、全員で勝ち取った勝利です。

前日のバッティングを見てどうすれば加藤をスタメンに持ってこれるのか、と自分ではとても考えられないオーダーでしたが、その加藤が3安打2打点の大活躍、しかも貴重な同点打を立て続けにですからお見それしました、とひれ伏すしかありません。
初回のバント失敗には反省をしてもらいたいですが、そのヒットのいずれもがしっかりと振り切ってミートをしたもので、伊東監督からすればしてやったりでしょう。
この加藤だけではなく今日はここぞというところできっちりと打ってくれる頼もしい選手たち、もっと早く点を取ってくれよ、と伊東監督の軽口も心地よいです。
立ち直れないぐらいなウィーラーの逆転満塁弾、その直後に連続三振と敗色濃厚な気配が漂うところでの根元のアーチはベンチを元気づけたでしょうし、その前の打席でセンター右への打球に躊躇することなくセカンドを陥れた走塁もベテランの抜け目の無さ、追い込まれた立場からの積極性、むしろアーチよりも高く評価をしたいぐらいです。
その根元に代えての井口はここのところの打撃からすればギャンブルに近かったのですが、こちらもベテランの読みが勝っての勝ち越しタイムリー、ガッツポーズも当然でしょう。
打撲で大事には至らなかったようでホッとしましたが明日のムチウチが心配な中村は4安打3打点、左肩を残せることで引き付けて打てるようになってきました。
何より効果的だったのが盗塁、そこそこの脚力はありますが足で勝負できるほどではない中村を走らせたベンチ、その期待に応えた中村、もう拍手しかありません。
1点ビハインドでの最終回、一振りで、と考えてもおかしくはないところで四球を選んだナバーロも、隠れたヒーローでしょう。
また湿りっぱなしで七番まで落ちた清田に女神が微笑んでのマルチヒットが上向くきっかけになってくれればと、しっかりとボールを見極めた吉田もナイスです。
明日は今季初登板、初先発の唐川、昨秋からやってきたことを出すだけ、のやってきたことが何なのかを見極めるのがメインとなりますが、それでも思う存分に投げられるよう援護を是非、この流れで持ち直しかけている金子を血祭りに上げてやってください。


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◆5月5日(木) 楽天-千葉ロッテ8回戦(ロッテ5勝3敗、13時、コボスタ宮城、25,878人)
▽勝 内 13試合2勝
▽敗 松井裕 15試合1敗7S
▽本塁打 ウィーラー4号(涌井)、5号(益田)、根元1号(ミコライオ)、松井稼2号(内)、中村3号(松井裕)

バッテリー
千葉ロッテ
 涌井、松永、益田、内、西野―田村、吉田
楽天 ブリガム、福山、青山、ミコライオ、松井裕、石橋―嶋

 

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超映画祭り

2016-05-06 01:17:57 | 映画

どうしてもシーズン中はなかなか映画館に足を運べないので、このGWで地元に試合のない3日間で何とかしようと思っていたのですが、雨と強風にずるずると出不精になってしまったのを奮い立てての今日、思い切って自己最多の4本を立て続けに観てきました。
ここのところは映画酔いもしなくなってきたので不安だったのは尻と腰、476分はさすがにきつかったです。
それでも大ハズレが無かったのでラッキー、幕間の紹介映像で興味のある作品もありましたから、徐々にまた気合いを入れていこうと思います。

フィフス・ウェイブ

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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まずは「フィフス・ウェイブ」は侵略ものです。
異星人の4段階に渡る攻撃で人類は滅亡寸前、その最後となる第5波に立ち向かう若者たちの活躍と言ってよいのか、その抵抗ぶりが描かれています。
緊張感がありますしテンポも悪くなく、中盤まではそれなりに楽しませてもらいました。
ただ第1波が電磁波攻撃により通信網や電気などを破壊する「暗黒」、第2波が津波など気候変動を操る「崩壊」、第3波が鳥インフルエンザの症状を重くする「感染」、第4波が人間に寄生していく「侵略」と派手な攻撃ではなく真綿で首を絞めるようなじわじわ感がむしろ現実味はありながらも、肝心の第5波がチープすぎます。
第4波までの技術力があればドローンを飛ばして生き残りを探した上でのスナイパーによる狙撃ってのも摩訶不思議ですし、回りくどい第5波も説得力がありません。
まさか続編があるのか、と思わせるような終わり方も中途半端、世間的な評価が今ひとつなのも分かります。


2016年5月5日 鑑賞  ★★★☆☆(3点)

 

スキャナー 記憶のカケラをよむ男

東映

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あまり期待をしていなかった「スキャナー」は、意外にも面白かったです。
物や場所に残された思念を読み取る能力を持つ元漫才師が、失踪をした音楽教師を追う過程で連続殺人事件に巻き込まれていくといったストーリーです。
科学では説明の付かない思念、ですのでご都合主義は否めませんが、それでも無理のない展開にまとまりのよい人間関係、最後のそれには感心をさせられました。
ただ意図的なのでしょうが狂言チックな野村萬斎のセリフ回しがしっくりこなかったのと、宮迫の雑なしゃべりが自分にはもう一つだったのが残念、またこれは本人がどうのではないのですが杉咲花の中華料理を頬張るイメージが浮かんでしまったのが罪作りだなぁ、といったところです。


2016年5月5日 鑑賞  ★★★★☆(4点)

 

アイアムアヒーロー

エイベックス・ピクチャーズ

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ぶっ続けの三本目は「アイアムアヒーロー」、ジャンルとしてはホラーなのでしょう。
ここのところ漫画では多いらしいゾンビもの、ゾキュン、と呼ばれる噛まれることで感染をしていく死体がゾロゾロ、思わずビクつくスプラッタはその漫画が原作らしいのですが、申し訳ないながらも読んではいませんし、そもそもこの作品も観るつもりはありませんでした。
ただ知人から強く薦められての、また大泉洋が好きということもあってのチョイス、気弱な英雄が他人を守る気持ちを育てることでHEROになっていく成長物語でもあります。
有村架純が可愛いだけではなく表情で演技ができるのを知ったのも収穫、その役どころが中途半端でこちらもいかにも続編がありそうな、無ければあまりに撒いたネタを拾わなさすぎですから評価が下がりそうですが、そのエンディングはあるいは元祖ゾンビへのオマージュなのかもしれません。
あとTOHOシネマズさん、あまりリアル感のないスプラッタではありますがR15+の指定なのですから、見るからに小学生を放置はまずいでしょう。


2016年5月5日 鑑賞  ★★★★☆(4点)

 

スポットライト 世紀のスクープ

VAP,INC(VAP)(D)

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人肉をむさぼるゾキュンを観た後に遅めの昼食、マクドナルドはなかなかにヘビーでしたが、1時間半ほどの休憩の後は社会派ものの「スポットライト」です。
神父の子供への性的虐待をスクープした実話がベースになっているとのこと、アメリカでは大きな影響力を持つ協会に立ち向かう記者たちが描かれています。
アカデミー賞で作品賞と脚本賞の2部門を受賞しましたが、ただ自分にはそれほどのものとは思えませんでした。
地道な取材活動が丹念に描かれているのには引き込まれましたが、作中で何度も「協会に潰される」的な圧力を口にしながらも、実際は関係者が口を閉ざすぐらいで目に見える圧力で苦労をさせられるような描写がなく、そこを露骨にすれば協会からクレームがつくのを避けたかったのかもしれません。
周りがあまりに物わかりのいい人たちばかりで、物足りなかったのが正直なところです。


2016年5月5日 鑑賞  ★★★☆☆(3点)


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