オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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完敗だ完敗、どう見たって完敗

2011-09-03 23:52:12 | 千葉ロッテ

暑い日の通り雨は打ち水のようになって気持ちがよかったりもするのですが、自分が傘も持たずに外にいれば話は別です。
運の悪いことに雨宿りをするところもない県道15号でバケツをひっくり返したかのような集中豪雨に出くわしてしまい、溺れかけたカメラが今はただ心配でなりません。
それに比べれば今日の敗戦などは気にもならない、と言ってしまうと語弊があるものの、やっぱり負けたのねと思ってしまう自分がいます。

残念ながら負け投手にはなったものの、マーフィーの投球内容は個人的には評価をしています。
前回のピッチングでストレートが140キロを越えたことで期待はしていたのですが、今日もストレートは140キロ台前半でしたので昨年の終盤以降から続いているスランプから立ち直るきっかけを掴みかけているのではないかと見ています。
初回にそのストレートが浮き気味で四球を絡めた3失点はもちろん誉められたものではありませんが、間に合いもしないセカンドに悪送球をして足を引っぱった田中の責任も大きいですし、フルカウントになること自体はマーフィーの持ち味でもありますから気にもなりません。
カーブの比率も高く、そしてストライクも取れていましたから、もう2~3試合もすれば好調だったときのマーフィーが戻ってくるのではないかと期待をしています。
そのためには目先のアウトに惑わされて今日のスタイルを崩さないこと、これだけは田中や金澤に強くお願いをしたいです。

そのマーフィーがKOをされた後に出てきた中継ぎ陣は、いつもどおりの面白みのないピッチングをやらかしてくれましたので気が滅入っています。
どうにも走者を背負うと弱気の虫が頭をもたげる中郷は連続四球で一死も取れずに交代となりましたので、ここまで築いてきたものが一気に崩れ去ったと思った方がよいでしょう。
イニングの頭からであればあれだけ強気に攻められる中郷がこれですから、やはりチームとして真剣にメンタルトレーニングに取り組むべきだと強く主張をします。
伊藤の代わりに昇格をしたSMAP小林もアマチュア時代の面影もない、こぢんまりとまとまったピッチングですから頭が痛いです。
小林がこんな状態であれば同じような雰囲気がありながらも木村を先発で起用をした方が先が楽しみですし、また九回の山本徹の2三振が投手陣の宝となってくれることでしょう。
その山本徹にしても今はストレートをビシバシと投げてこそ経験になると思うのですが、結果を求めての変化球が多いのが気に入りません。
そのキャッチングや状況判断の甘さもありますし、やはり田中には内野手として活きる道を模索した方がよいように思います。

打線は10安打を放ちながらも僅か1得点で、逆に言えば田中の凄さを思い知らされた気分です。
走者を背負ってからの鬼気迫るピッチングはロッテ投手陣とはまさに対極で、ダルビッシュもそうでしたがこれができてこそのエースでしょう。
ピンチになるとおろおろとしてしまうロッテの投手に爪の垢を煎じて飲ませたいぐらいで、何を食べたらああなるのかが知りたいです。
そんな中でその田中から2安打の角中はこれで今季は15安打で、これまでの4年間での9安打を軽く越えています。
今日は守備にもつきましたし、最低でも50安打を目指して今後もレギュラーとして頑張ってもらいましょう。
そして9番に打順を下げられた伊志嶺が久しぶりのマルチヒットで打率を.291まで戻しましたので、ここからの反攻に期待です。
この若き角中と伊志嶺の活躍で今日はお腹いっぱい、あとは野となれ山となれです。

球団としては地元で4000勝を目論んでいたのでしょうが、かなり怪しくなってきました。
明日の渡辺俊はここのところ落ち着いているので炎上はしないのではとの期待感があるものの、そのためには早いイニングでの打線の援護が欠かせません。
それが期待できないのが辛いのですが、しかし今は伊志嶺、角中、清田、岡田らの頑張りを見守るしかありませんので、とにかく精一杯のプレーを見せてくれと叫ぶ晩夏の夜です。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9
楽天 3 0 1 0 2 0 1 2 1 10 15 1
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 10

2


◆9月3日(土) 千葉ロッテ-楽天17回戦(楽天11勝5敗1分、18時1分、QVCマリン、18,739人)
▽勝 田中 21試合14勝4敗
▽敗 マーフィー 9試合2勝4敗

▽バッテリー
千葉ロッテ マーフィー、中郷、木村、小林、山本徹―田中、金澤
楽天 田中、小山、片山―嶋

 

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がんばろう東北 旅情篇

2011-09-03 23:14:13 | 独り言

 

これまでの旅では景色を愛でるという自分ではあまり本願ではないところにも気を配っていたのですが、今回は新幹線を利用したことと移動が夕方から夜にかけてが多かったこともあって、あまりこれといったものを紹介することはできません。
また正直なところ東日本大震災の爪痕が多少なりとも残っているのではないかとの心配があったのですが、目的地が被害の大きかったところから離れていたことと、日本人の底力による復興の素早さもあってか気になるところはありませんでした。
ただ街中には「がんばろう東北」のスローガンにかかるポスターや催し物が目立っていたことが印象的で、やはり影響は大きいのだなと思わざるをえない現実がそこにあります。
節電について言えば関東圏よりもシビアな対策が取られているようにも感じられましたが、日中はかなり暑かったものの朝晩はTシャツでは肌寒かった日もありましたので、その点では東京電力の方が厳しい状況に置かれているような気がします。

そんなこんなでたいしたトピックスもないのですが、強いて挙げれば横手のマンホールでしょう。
一時期はかなり流行った絵柄のマンホールも普通のものに比べて損傷が激しくメンテナンスコストがかかるために最近は減っていると聞きますし、また実際に目にしたのは久しぶりのような気がしますので、ちょっとビックリとしたのが正直なところです。
横手のシンボルはどうやら横手城とかまくらのようで、いい感じの構図に収まっています。

今回から二つの新兵器を導入しました。
一つはカーナビで、これがかなりの威力を発揮してくれましたので大成功です。
これまではPSPのカーナビを使っていたのですが検索が遅いのと日中では見づらいので往生していたのですが、ソニーが先日に発売をした「NV-U37」が全てを解決してくれました。
地図を見ながらの旅行も楽しいのですが時間がかかりますし、私が行こうとしている場所が観光マップに載っているとも限りません。
またレンタサイクルの店などを探すのにいつも苦労をしていましたので、今回は事前に全ての場所の住所を調べた上でカーナビに任せたところ、思った以上にスムーズな道案内をしてくれたことで時間の節約ができたことは大収穫です。
最初のうちはこんな狭い道は違うだろうと信用をせずに迷ったりもしたのですが、すぐに新しいルートを示してくれたことで信頼感がアップをして、以降はとにかく頼りっきりです。
どうやら徒歩や自転車モードですと幹線道路は敬遠をする傾向があるようで、よくぞこんな路地をと思うところに導いてくれるのですが、多少の無駄はありながらもかなり正確で最適なナビゲートは今後の旅路でも手放せそうにもありません。
心配をしていたバッテリーも常時表示でも5~6時間は持ちますので、普通に旅をするには充分すぎるぐらいです。

もう一つはBluetoothのキーボードです。
最近のホテルは無料でLANが提供をされていますので中国出張の際に買ったノートパソコンを持って行こうかなとも思ったのですが、やはり軽いとは言っても2キロ近いものをカバンに入れて歩き回るのは抵抗感があり、しかしiPhoneでは入力がかなり面倒という問題があるので悩んでいたのですが、これを解決してくれたのがこのキーボートです。
折りたたみ式でコンパクトですし、最初はキータッチに馴染めずに誤入力が多かったのですが慣れればノープロブレム、かなり便利なツールになってくれました。
さすがにパソコンで入力をするほど軽やかにとはいきませんし、そもそも時間がないために普段のような記事を書くといったところまでには至っていませんが、それでも数日間の休載をすることを考えれば贅沢も言っていられません。
オリオン村を支えるバイプレーヤーとして、今後も活躍をしてくれることでしょう。

そして旅の目的にもなりつつある日本100名城スタンプは、今回は4つの追加となります。
弘前城のスタンプが汚かったのが残念だったのですが、やはり空白が埋まっていくと嬉しくなります。
スタンプの形状やインクの色、デザインなどが城によって違うのもコレクター心をくすぐりますし、そのあたりは計算ずくなのでしょう。
まだまだ100名城制覇までには気が遠くなるような歳月が必要になるのでしょうが、それこそライフワークとして取り組んで行くにはピッタリですので今後も楽しんでいきたいです。

そしてこちらもライフワークとして取り組んでいるケータイ国盗り合戦も、39国を積み上げて355国まできました。
新たに陸奥守、羽前守、羽後守という胡散臭い称号も手にしましたし、次の目標である宮内少輔の400国が見えてきた感触があります。
iPhoneと言いますかsoftbankだけに電波の入りが悪くてイライラとすることも多いのですが、それも一つの楽しみとして末永く付き合っていこうと思います。

そんなこんなで4日間、今回はアクシデントもなく無難に旅を終えることができました。
紫外線に痛めつけられた肌は既におでこの皮がむけ始めて暫くは汚い状態になるのでしょうが、それも旅の思い出の一つです。
85.47キロのレンタサイクルと66,091歩の歩みが北東北の地に刻まれたとの思いと、そして筋肉痛にもならなかった自分の体力に自信を持って次の旅に向かいたいと思います。


【2011年8月 北東北の旅】
がんばろう東北
がんばろう東北 旅程篇
がんばろう東北 史跡巡り篇 盛岡、三戸の巻
がんばろう東北 史跡巡り篇 八戸の巻
がんばろう東北 史跡巡り篇 弘前の巻
がんばろう東北 史跡巡り篇 秋田、横手の巻
がんばろう東北 グルメ篇
がんばろう東北 おみやげ篇

 

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がんばろう東北

2011-09-03 22:33:14 | 独り言

今年度だけで両手に余るどころではない振替休暇がたまるほどの忙しさも7月のカットオーバーで一息つきましたし、後始末も含めて先月で目処も立ちましたので、ようやくに怒濤の消化を目指して休暇を取りまくる計画を実行中です。
もっとも途中で体調を崩して何日かを無駄遣いしてしまったため、やや修正をして規模を縮小せざるをえないのが残念だったりもします。
それでも北東北、北海道、沖縄に史跡巡りをすることは間違いなく実行をすべく、気合いを入れての今日この頃です。

その第一弾として、先月末に北東北を4泊5日で巡ってきました。
4泊5日とは言いながらも最終日は寝台特急で帰ってきたので実質的には4日間の旅行だったのですが、泊まりは2年ぶりですのでわくわくドキドキです。
当初の計画では東北全体をぐるっと回ってくるつもりが東日本大震災の影響で未だに復旧をしていない路線もあり、また前述の理由もあって北東北に絞ったのですが、久しぶりの史跡巡りでしたのでちょうどいい感じの日程だったかなと思っています。
数日前までの天気予報では降水確率が30~40%だったのですが逆に紫外線でお肌のダメージが気になるぐらいの晴天が続き、やや落ち目になりがちだった晴れ男ぶりが復活をしたことが今回の旅の最大の収穫だったかもしれません。

オリオン村はほぼロッテ一色のブログですが、密やかに日本史もテーマにしています。
今回の旅も史跡巡り、そしてグルメをテーマに楽しんできましたので、普段とは違う記事にも目を通していただければ幸いです。
やや駆け足になってしまったことで満点ではありませんでしたが、今後も日本中を旅していくつもりですのでよろしくおつき合いください。


【2011年8月 北東北の旅】
がんばろう東北 旅情篇
がんばろう東北 旅程篇
がんばろう東北 史跡巡り篇 盛岡、三戸の巻
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4000勝は遠く

2011-09-03 14:57:58 | 千葉ロッテ

球団創設から通算して4000勝までのカウントダウンが始まってから久しいのですが、なかなか到達をすることができません。
先制をしても中盤で追いつかれた後はぐだぐだな継投での黒星、といったテンプレート的な負け試合が多すぎて、空模様とは関係なくファン離れが進んでいるようにも思えます。
それでも勝ち負けにはこだわらずとも次に希望が持てる戦いぶりが見たいとは個人的な嗜好ではあるのですが、なかなか思うようにはいかないようです。

贔屓にしている上野ではあるのですが、さすがにこのスタイルで続けて行くには無理があるように思えてなりません。
ついにストレートは130キロ台前半が精一杯のピッチングでは面白みがなく、また上野の魅力も半減です。
初回にピンチを切り抜けたときの気迫がほとばしるような姿は好きなのですが、どうにもピッチングがその気持ちについてきていないように思えます。
打者が横並びで金森打法を学んで行き詰まっているように、投手も制球力重視でスピードを犠牲にしたことへの弊害が如実に出ている今季ではないかと、結果が出ていないからこそのうがった見方なのかもしれませんが、他球団の若い投手が活きのいいストレートを投げ込んでいるのを見ると羨ましくて涙が出ます。
投手は速い球を投げることを目指すという原点に立ち戻ってもらいたいと、しかし猫も杓子もというわけではないことは言うまでもありません。

同じく贔屓にしている角中は、打席数が増えることで徐々に一軍のレベルに慣れてきたようです。
レフトオーバーのツーベースはスイングだけを見ると誉められた形にはなっていませんが、あれが角中のバッティングスタイルですから心配は無用です。
やや頭が突っ込み気味ながらもバットコントロールで野手のいないところに打球を運ぶのが角中の持ち味ですから、ようやくに本領発揮といったところでしょう。
もちろん暫くすれば壁にぶち当たるでしょうが、角中もボール球の見極めができるようになってきましたので楽しみの方が大きいです。
DHでの起用というのがちょっと不満ではありますが、このまま角中がシーズンを終えるまで一軍でプレーができるような活躍をしてくれることを願っています。

例によって後先考えないロサの2イニングには頭が痛くなりますし、伊藤の代わりに若手を抜擢できない西村監督の臆病さにはいい加減に呆れてしまうのですが、しかし悲しいかなそれに慣れてきた自分が情けなかったりもします。
一方で岡田や田中のバントが自分たちの発想であると思いたいですし、もしそうであれば今季もまだ捨てたものでもないでしょう。
全てがダメダメなどということはありませんので、自分なりに楽しみを見つけていきたいと思います。
そんな中でチーム成績がもろに影響をしそうな新人王争いは旗色が悪くなってきましたが、伊志嶺が田中を撃破する猛打賞を夢想して試合開始を待つことにします。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9
楽天 0 0 0 3 1 0 0 0 2 6 8 0
千葉ロッテ 0 2 0 0 1 0 0 0 0 3 7

0


◆9月2日(金) 千葉ロッテ-楽天16回戦(楽天10勝5敗1分、18時15分、QVCマリン、9,021人)
▽勝 塩見 18試合7勝7敗
▽S 青山 43試合3勝3敗1S
▽敗 上野 8試合2勝3敗
▽本塁打 清田3号(塩見)、ガルシア5号(上野)

▽バッテリー
千葉ロッテ 上野、小野、ロサ―田中
楽天 塩見、青山―伊志嶺、嶋

 

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