オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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でっかいどー北海道 旅程篇

2011-09-20 23:11:56 | 独り言

 

この旅でも懲りずに乗り継ぎ駅と下車駅を載せてみます。
空港へのアクセスや松前、納沙布岬などのバスでしか行けないところがありましたので、そのバスの停留所の写真も対象としています。
改めて見てみるとケータイ国盗り合戦のための無駄な動きがバレバレですが、しかしそれも旅の楽しみの一つだと割り切って今後も邁進をしていくつもりです。

今回に利用をしたのは「北海道フリーパス」で、JR北海道の全線の特急、急行、快速の自由席を乗り降り自由という素敵な切符です。
しかも特急は6回も指定席が利用をできるため、今回の長距離移動で立ちんぼになることなく助かりました。
この手の切符はJR北海道やJR東日本、そしてJR四国が充実をしている一方で、JR東海とJR西日本、さらにはJR九州が無関心なのが不満です。
ここのところの旅行がお得な切符があるところに集中をしている理由がそれなのですが、しかし来冬には九州に行く予定なので今から旅費に頭を悩ませています。

会社帰りにT-CATからリムジンバスで羽田空港に行き、そこから函館空港まで飛ぶことで今回の旅が始まりました。
まず五稜郭などを見た後は夕方に函館から松前に直行バスで向かう予定だったのですが、残念なことに天気が下り坂で翌日が雨予報のため当日中に松前城を見ておこうと予定を変更し、少しでも早く松前に着くためにJRで木古内まで出たところから函館バスで松前まで行きました。
松前城をクリアしてからは逆方向で木古内まで戻り、国盗りのために江差まで出た上で再び木古内に舞い戻り、さらには函館、札幌、旭川と約6時間の大移動です。
旭川からは一気に北上をして稚内まで至り、1時間ほどまったりとしただけで南下をして旭川まで戻ってからこの日は網走まで行き着きました。
予定では旭川から特急で網走まで行くところを国盗りの東旭川がかなりシビアなために各駅で上川まで出てから特急に乗り換えましたので、ちょっとした寄り道になっています。
網走からは始発で釧路まで出て荷物をホテルに預けて、その釧路から根室までの時間を合わせれば6時間半を越えます。
その根室からはバスで40分ほど揺られて納沙布岬まで行き、3時間ほど過ごした後に根室まで戻って一服をした上で、釧路までは寝に帰るだけの2時間半の旅路でした。
釧路からは南千歳を経由して小樽まで出て、小樽市総合博物館でケータイ国盗り合戦の夏の陣の難関をクリアします。
そして小樽から札幌に戻ってからは市営地下鉄南北線で国盗りをこなし、最後に残った日高を盗るために札幌から苫小牧、富川を往復するのに要したのが約4時間ですから我ながら何をやっているのだと思うのですが、蝦夷地を制覇するためには避けられない苦行ですので仕方がありません。
最後は新千歳空港から羽田空港に飛んで品川、そして船橋と帰り着いたときには日が変わっていましたので、実質的には5泊7日の強攻スケジュールでした。

覚悟はしていましたが移動時間がかなり長く、あまり誉められた旅とは言えないだろうとの自覚はあります。
ただこんなことがなければ稚内や納沙布岬に行くことはないままに人生を終えたでしょうから、こんな道草も悪くはありません。
ケータイ国盗り合戦はJRとタイアップをした営利目的のイベントではありますが、自分にとっては旅のきっかけとなるものだと割り切っています。
日本全国津々浦々、先だっての八丈島のように今後も離島なども含めていろいろなところに足を運ぶことになると思いますが、今回の北方領土のように思わぬ人生のエッセンスを得ることもあるでしょうから、そういったハプニング的な要素を含めての旅の楽しみだと考えて次は沖縄、47都道府県踏破のゴールが待っています。


【2011年9月 北海道の旅】
でっかいどー北海道
でっかいどー北海道 旅情篇
でっかいどー北海道 史跡巡り篇 函館の巻
でっかいどー北海道 史跡巡り篇 松前の巻
でっかいどー北海道 史跡巡り篇 根室の巻
でっかいどー北海道 グルメ篇
でっかいどー北海道 おみやげ篇

 

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結局は重光ジュニアが悪いのか

2011-09-20 00:15:11 | 千葉ロッテ

ショッキングなニュースから一夜明けて、いろいろな情報が流れ出しました。
かなり踏み込んで報じているのはやはり機関紙であるスポニチで、読みようによっては本社批判ともとれる内容ですので意外感があります。
ただ実際問題として球団の実質的なトップである重光ジュニアの責任は重く、混乱の原因の多くをもたらしたことは間違いないように思えます。

ロッテ球団トップ2辞任…生え抜き選手の放出で食い違い (9/19 スポーツニッポン)

最下位に沈むロッテに激震が走った。
瀬戸山隆三球団社長(58)が18日、今季限りで辞任することを明らかにした。
石川晃球団運営本部長(50)も辞任する。
ともに後任は未定。
リーグ3位から日本一に上り詰めた「史上最大の下克上」からわずか1年足らず。
補強面で重光昭夫オーナー代行(56)サイドとの意見の食い違いなどから、球団トップ2が入れ替わる異例の事態となった。
オリックス戦前に会見した瀬戸山球団社長は西村監督の来季続投を正式発表した後、自らの去就について口を開いた。
「私は今季で退任します。8年もやったらくたびれる。去年は日本一になった。一回ゆっくりさせていただきたい」
瀬戸山社長はダイエー(現ソフトバンク)の球団代表を経て04年にロッテ球団代表に就任。
06年から社長を務めてきた。
05年、昨年と2度の日本一に輝き、経営面でも昨年は前年比13億円減の約20億円まで赤字を削減。
また08年オフにダイエー時代からの腹心である石川本部長(当時球団副代表)を招くと、練習量不足で低迷していたバレンタイン体制を一掃し、二人三脚でチーム強化に努めてきた。
日本一となった昨季から1年も経過しない時期に突然の辞任表明。
背景には補強面で重光オーナー代行サイドとの意見の食い違いがあったと指摘する声がある。
事実上の現場トップである石川本部長は「チーム強化には血の入れ替えが必要」と積極的にトレードを行ってきた。
久保や清水ら生え抜きの主力も放出。
本社サイドから赤字削減を厳命されており、高額年俸のFA選手の引き留めにも消極的にならざるを得なかった。
昨オフは主力投手のトレード話を進める球団に選手が反発。
今年6月には選手会長だったサブローが巨人にトレード移籍した。
ある主力選手は「次は誰が出されるのか心配で仕方ない。みんなそう話している」という。
選手間の不満の声はオーナーサイドの耳にも入った。
加えて最下位低迷。
球団経営をフロントに一任してきた重光オーナー代行も不信感を抱き、蜜月関係に亀裂が生じたようだ。
瀬戸山社長は「組閣に関しては白紙」としたが、西村監督の強い意向で日本ハムのヘッドコーチ・福良淳一氏の招へいは決定済み。
また、金森打撃コーチ、高橋2軍監督、西本2軍投手コーチは退団する。
昨季の日本一チームは嵐のオフに突入しそうだ。

瀬戸山球団社長からすれば厳命をされた赤字削減に努力をしてきたわけですし、そして相応の結果が出ていたところでの青天の霹靂の如くいきなりはしごを外された形になってしまったわけですから、まさに「疲れた、休ませて欲しい」とは本音なのだと思います。
円満退団を口にしているようですが信じられるわけもなく、このタイミングでの発表は本社に向けた意趣返しと考えるのが妥当でしょう。
主力選手のトレードにしても重光ジュニアの了解なしに決定ができるわけもなく、自らの決断で監督を解任しながらも一年後には手のひらを返すように広岡GMを切ったときと同様の腰の据わらなさを見せたことで本社の後継者争いにも微妙な影を落としそうだとは余計な心配でしょうが、ここのところは球団を瀬戸山球団社長に任せっきりでオーナー会議などの公式の場にも姿を現さなくなっていただけに、両者の間にすきま風が吹いてもおかしくはありません。
そもそも選手の不満がどういった経路で重光ジュニアの耳に届いたのか、そこに何らかの思惑を持った奸臣が入り込んでいるような気がします。

その選手の不満にしても、出されたくなければ出されないように努力をすればいいだけの話です。
個人的には疑問だらけではあるのですが、一部の選手を除けば福浦や小野、そして里崎など長くチームに貢献をしてきた選手には複数年契約で報いてきました。
石川球団運営本部長のフォローが悪かったことで傷口が広がった感はあったものの、久保はともかくとしてもサブロー、竹原、川崎らの放出は戦力的には間違っていません。
心情的にはサブローの移籍は悲しかったですが、では今のチームにサブローがいたらどうなったかを考えれば、まさに余剰戦力であることを否定はできないでしょう。
昨今の日本経済の低迷を考えれば球団経営にシビアになるのは当然のことで、甘ったれたことを言うなと怒鳴りつけたい気分です。

瀬戸山球団社長は「今は本社が後任を決めているだろう」とも言っていたようですが、まさに痛烈な皮肉だと受け止めます。
この状況を見事に乗り切れるような逸材が在野にいるとも思えず、余程のことがない限りは暗黒のオフが待っていそうです。
広岡GMを解任したときのオフもそうでしたが、「野球をやれる状況ではなかった」と愚にもつかない理由を並べ立てて年俸ダウンを逃れる選手が今回も出るかもしれません。
一つのポイントは渡辺俊に複数年契約を提示するかどうかだと見ていますので、もし来季に36歳となる渡辺俊に大型契約を提示するようですとグダグダな経営に戻って赤字を垂れ流した上での身売り騒動、あるいは消滅騒動になっても不思議ではないでしょう。
逆に理念なきコストカッターがトップの座を射止めた場合にはそれこそ強制的な若返りが行われることの覚悟は必要ですし、福浦らの複数年契約の反古もありえそうです。
いずれにせよストーブリーグの主役に躍り出ることは必至ですので、他球団も高額な主力選手を買い叩こうと虎視眈々と準備を始めているものと思われます。

この状況で西村監督がどう動くのか、今日の試合は中止になりましたがスタメンには井口が復帰をしていましたので個人的には失望をしています。
福浦、カスティーヨ、井口のクリーンアップで5位でも目指しているのか、浦和マリーンズの逆襲が僅か1試合で終わってしまったことにショックを隠せません。
それでも角中がまだ頑張っているので今季を見捨てるつもりはありませんが、理由は不明ながらも上野が登録を抹消されてしまいましたし、壊れそうな心を支えるのに必死です。

 

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