オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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ヒーロー角中

2011-09-30 22:56:05 | 千葉ロッテ

明日は心配をしていたようにどうやら雨模様となるようで、しかし今日がほぼピーカンだったのでよしとします。
どのみち日程を一週間ずらしても今ひとつとの予報ですし、史跡巡りの順序を変えることで影響を最小限に抑える工夫もしましたからノープロブレムです。
9月の沖縄は統計的に月の半分はぐずついた天候が当たり前のようですから、くよくよとしても仕方がありません。

そんな今日の晴天に喜ぶ私の心を反映したかのように、ずっと推し続けていた角中がヒーローとなってのサヨナラ勝ちですから狂喜乱舞です。
猛打賞に2打点と誰からも文句のつけようのない活躍ぶりで、これまで浦和で結果を残しながらも干され気味だった鬱憤を晴らすかのような大爆発です。
右に左に広角に打球を放つバットコントロールは福浦の後継者として充分な資質を持っていると確信をしていますし、今のベンチからはあまり評価をされていないようですが守備も走塁も一定レベル以上の能力を有している角中ですから、荻野貴が復帰をした後の外野戦争でも先頭集団を走ってくれることでしょう。
ただそのためにはノルマの50安打をしっかりとクリアをすることが重要で、ここまでの起用法を見れば西村監督の固定観念に基づいた優先順位はさほど高いとは思えませんので、とにかく有無を言わさないだけの実績を残すことが角中にとっての生きる道です。
あまり背番号を変えることは好きでないながらも、角中が福浦の跡を襲って9を背負う日がくることを心待ちにしています。

その角中だけではなく久しぶりの伊志嶺に岡田の猛打賞を含んだ13安打を放ちながらも苦戦をするのですから、どうやら重度の便秘症は閉幕まで治癒をしそうにもありません。
今日はクリーンアップがチャンスを潰しすぎましたし、それがまた珍しいことではないのが悩みどころです。
休養たっぷりで調子を取り戻したかに思えた井口が再びバットを湿らせまくっていますし、カスティーヨも今ひとつ乗り切れません。
それでも中軸どころは同じ顔ぶれでフル出場が続きますので、とにかく年俸分の働きを意地でも見せてくれと叫ぶことにします。
いろいろな意味でオフの契約更改がどうなるのかが楽しみです。

イーシャンテンに続いてリーチでも足踏みが続く唐川は今日も実質的なKOで2桁勝利に届かず、どうにも欲求不満気味です。
あっさりと先制点を与えただけではなく危険球で退場ですから、気持ち的に負の連鎖に陥ってしまっているようにも見えます。
どのボールが悪いといった分かりやすいマイナス要因があるわけでもなく、何となく調子が下降気味なのが続いているというたちの悪さに本人も戸惑っているのかもしれません。
もしそうであればこういうときこそ投手コーチの出番のはずなのですが、ここは頼りになる先輩投手のアドバイスを待ちたいところです。
それが誰なのかは微妙なので深入りは避けますが、繰り返しになりますが次に期待です。

そんな唐川が早々にマウンドから去ったことで中継ぎ陣は大忙しでしたが、大谷に中郷、そしてロサが頑張ってくれました。
先発での登板から日を置かずに中継ぎで酷使をされている大谷には頭が下がりますし、また中郷もロサも2イニングですからお疲れ様としか言いようがありません。
これでまた明日も僅差のゲームになったらどうするつもりなのかと西村監督や成本コーチを膝詰めで小一時間ほど問い詰めたいところですが、まあ今日に限って言えば思いもよらない唐川の退場という特殊事情もありましたのでやめておきます。
ただ現実問題として大谷らの連投は厳しいですから、こういったときこそ腕の見せどころと腕まくりをするベンチであってもらいたいです。
そうは言いながらもどうせその場しのぎなんだろうなと憎まれ口をきいて、今日は締めくくることにします。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本ハム 3 0 0 1 0 0 0 0 0 4 8 0
千葉ロッテ 1 1 0 0 0 1 1 0 1X 5 13

1


◆9月30日(金) 千葉ロッテ-日本ハム22回戦(10勝10敗2分、18時15分、QVCマリン、18,391人)
▽勝 ロサ 56試合3勝4敗
▽敗 武田久 48試合2勝2敗34S
▽本塁打 陽5号(唐川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、大谷、中郷、ロサ―的場
日本ハム 斎藤佑、宮西、榊原、石井、増井、武田久―大野、鶴岡

 

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スマイル上野が止めた

2011-09-30 00:50:59 | 千葉ロッテ

聞いてはいたものの9月も末になってのこの暑さは驚きの沖縄です。
幸いにも全国的に下り坂の天気の中で明日は晴れてくれるようで、明後日が雨模様らしいので力いっぱいに楽しむことにします。
今宵はオリオンビールとステーキでお腹いっぱい、まずまずの第一歩となりました。

ようやくに連敗が止まりました。
日本ハムとの大型連敗同士の直接対決が明日にあるかと思って期待をしていたマスコミに肩透かしを食らわすところなどは、さすがにKYの権化であるロッテです。
この1勝で劇的に何かが変わるとも思いませんが、それでも若手がのびのびとプレーができる状況になってくれればと思います。

上野はストレートが130キロ台後半と今季では比較的スピードが出ていた方で、一方でその代償かコントロールがややばらつき気味だったようですが、それはそれで荒々しさとなってピッチングのスパイスとしてプラスに働いたのだと思いたいです。
映像を見ることができていないので上野の表情が分からないのが残念ですが、きっと闘志を表に出し、またチームを守り立てる笑顔を見せてくれたのではないかと思います。
好調のオリックスを相手に8回1失点は100点満点をあげてもいいぐらいのピッチングですし、勝敗もタイに戻しましたので今日を新たなスタート地点だと思ってもらいましょう。
できればもう少し三振を奪えるようなストレートになるようボールに気合を乗せて、次の登板で5勝目を手にしてもらいたいものです。

その上野をリリーフした藪田は前回と同様にヒヤリとした劇場ピッチングでしたが、辛うじて逃げ切っての29セーブです。
やはり守護神としては30セーブが一つの区切りとなりますので、これだけは石にかじりついてでも達成をしてもらいましょう。
どうやら間隔が空きすぎるとボールが抜けがちになる老いて盛んな藪田のようですから、場合によっては場をわきまえない調整登板を考えた方がよいのかもしれません。
若手に期待をしながらもベテランが元気なチームであってもらいたいので、藪田の活躍に今後も期待です。

打線は馬鹿の一つ覚えのように一試合に一回の山場で終わりそうでしたが、最終回の角中のタイムリーが結果的には決勝点ですからナイスバッティングでした。
左腕が先発だとスタメンから落とされることで調子を維持することが難しいであろう中で、徐々に打率を落としながらも今日のヒットで持ち直してくれるのではないかと思います。
目立つほどの結果が残せているわけではありませんが根元も地味にヒットを重ねていますし、細谷らとともに残り試合をきっちりと戦い抜いてもらいたいです。

明日からは一息をついた同士のどん底脱出対決となりますが、くもの糸にぶら下がる両チームにどういった審判が下るかが注目です。
何となく途中でぷつりと切れてしまって共倒れの予感があるのですが、CSが微妙になってきた日本ハムとは違った開放感を持って戦って欲しいロッテです。
ベンチは相変わらずに目先の勝利にこだわるのでしょうが、選手たちにはそんなことを気にすることなく自分ための来季を切り開く、そんな刻を過ごしてくれることを願っています。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 1 0 2 0 0 0 0 0 1 4 7 0
オリックス 0 0 0 0 0 1 0 0 2 3 5

0


◆9月29日(木) オリックス-千葉ロッテ23回戦(オリックス14勝8敗1分、18時、京セラドーム、13,362人)
▽勝 上野 11試合4勝4敗
▽S 藪田 47試合1勝2敗29S
▽敗 西 23試合9勝6敗1S

▽バッテリー
千葉ロッテ 上野、藪田―的場
オリックス 西、高宮、比嘉、平野、岸田―横山、鈴木

 

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