電脳筆写『 心超臨界 』

あなたが家族を選ぶのではない
家族は神からのあなたへの贈り物
あなたが家族への贈り物であるように
デズモンド・ツツ

不都合な真実 《 新・共産主義革命――馬淵睦夫 》

2024-08-19 | 05-真相・背景・経緯
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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彼らにとって大事なのは主義思想の名前ではなく、社会を変革することです。それは、ポリティカル・コレクトネスであり、グローバリズムであり、気候変動問題であり、人権問題であり、SDGs(持続可能な開発目標)といった形で私たちの伝統や慣習、産業に入り込みます。そして、“日本は世界から遅れている。だから変えなくてはいけない。”というのも常套句です。名前と形が変わっても、共産主義革命の大きな特徴である“現在を否定し、未来だけ考える”ということ、そして“できもしない理想”は変わりません。


◆形を変えた新・共産主義革命――馬淵睦夫

『日本を蝕む 新・共産主義』
( 馬淵睦夫、徳間書店 (2022/2/17)、p21 )

中国はいまだに中国共産党が支配していますが、今は共産主義の理想を表立って声高に叫ぶ人はいません。そして“今を否定して未来の理想社会を語る言説を迂闊(うかつ)に信用してはならない”ということ――。これを、2022年の今、再認識する必要があります。それは、かつての階級闘争とは違った形で、今、共産主義革命が私たちの身近に浸透しているからです。

まさか? と思われる方もおられるでしょう。

共産主義という壮大な社会実験は20世紀に失敗した、そう認識している方がほとんどのはずです。抑圧し、搾取したのが共産主義体制というのは周知の事実です。そして若い方にとっては世界史の教科書に載っていた思想、歴史事実のひとつでしかないかもしれません。

ゆえに、現代においてはネガティブなイメージしかない“共産主義”や“社会主義”という旗印。それを声高にアピールしても人々には退かれてしまいます。

しかし、彼らにとって大事なのは主義思想の名前ではなく、社会を変革することです。

それは、ポリティカル・コレクトネスであり、グローバリズムであり、気候変動問題であり、人権問題であり、SDGs(持続可能な開発目標)といった形で私たちの伝統や慣習、産業に入り込みます。そして、“日本は世界から遅れている。だから変えなくてはいけない。”というのも常套句です。

名前と形が変わっても、共産主義革命の大きな特徴である“現在を否定し、未来だけ考える”ということ、そして“できもしない理想”は変わりません。そして誰も救えないということも。

起きてもいない問題、些末な事象をメディアは緊急事態のように叫び、恐怖を煽る扇動、論点をずらした印象操作を繰り返します。そんな腑に落ちない、いわゆる違和感に気づいても、人権も環境も“世界のため”なので反論しづらい雰囲気。

そして、反論したとたんに論陣を展開する間も与えられず、大きな声で吊し上げられ、誹謗中傷に晒される――。ゆえに良識は見て見ぬ振りに隠されてしまうのです。
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