ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

ユダヤ人大富豪の教え2

2010-04-06 07:56:00 | 本と雑誌

さて、昨日のお話のつづきです。

昨日は、ユダヤの大富豪が「年収500万円と5000万円と5億円の人間がいるが、彼らの違いは何だと思う?」と問いかけた、というところまででした。

忙しさであれば、確実にそのなかで500万円の人間が一番に忙しく働いているはずだ、決して5億円の人間が彼らの100倍働いているわけではない、これをどう考えて納得すればいいのだろう?というところで終わりました。

私たちはえてして、「お金そのものは綺麗でも汚いものでもなんでもない。ただ、それを取り扱う人間の心根が綺麗か汚いか、どちらかだ。」と言ったりします。

けれど、世間より並外れてのお金持ちを見たりすると、「ふん、どうせ何かしら汚いことをして荒稼ぎしたに違いない。そうでなければ、まっとうに普通にしていて、あそこまで儲かるはずがない。」などとうそぶきます。

彼らの何も知らないのに、です。

これに対する大富豪の答えはこうでした。

「サービスの質と量で報酬額は決まる。君が提供したサービスの量と質=君が受け取る報酬額なのだ。」

そして、このように続けます。

「君が何をやっても、この法則が当てはまる。君が世の中に対して与えたサービスの量と質が、そのまま君の受け取る報酬に等しくなる。道路の掃除をする人は、それに見合うお金をもらう。会社勤めをすると、決められた給料をもらう。スターは多くの人を喜ばせるので、巨額の報酬を得る。普通の人は、『人からもらえるもの』にしか興味がない。だから金持ちになれないのだ。

 一方、スターと呼ばれる人たちや、事業で成功している人たちは、その仕事をやめるのが難しいくらい、自分の仕事を愛している。自分のやっていることにワクワクして、今度は何ができるだろうかと考えている。言ってみれば、与えることばかり考えているといってもいいだろう。だから、彼らは益々金持ちになっている。ビング・クロスビーやフランク・シナトラが、大勢の聴衆の前で歌を歌うとき、1曲歌ったらいくら儲かるなんて考えながら、歌っていると思うかい? 彼らはその時間を心から楽しんでいるんだよ。聴衆と彼らとどちらが幸せと思うかい?」

「花が好きな店の主人は、自分の大好きな花で、お客さんをどのように喜ばせようかと考えている。余分にサービスしようとか、きれいにラッピングしてあげようとかお客が喜ぶサービスを無限に思いつく。お客にいかにたくさん与えられるかを考える。そんな花好きの人間は、トイレに行っても、お風呂に入っても、花とお客さんのことで頭がいっぱいだ。

  一方、利益ばかりを考えている花屋は、その逆をやる。1本サービスするなんて、とんでもない。ラッピングするときは有料にして利益をだそう。もっとたくさん客に花を買わせてやろうと、客から奪うことばかり考える。どちらの花屋で花を買いたいかね? もちろん、お客さんを喜ばせようとする花屋だろう? 人は、自分の好きなことをしている人間を応援したくなるものだよ。客は、花を愛する花屋で買うと、幸せな気持ちになる。君が店に顔をだすと、その花屋は、世界一幸せな人のように嬉しい顔でむかえてくれる。その喜んだ顔をみたいがために花を買いに来る人もいるだろう。だから、幸せになり、成功したければ、好きなことを仕事にして、自分らしい人生を送る、と決めることだ。」

どうですか?

なぁ~んだ、そんなことか、と思われた方もみえるかもしれません。

似たようなことは今まで何度もどこかで聞いたことがあるわ、とか。

私もそうです。

似たようなことは今まで何度もどこかで聞きました。

実際、私が長年学んでいるナポレオン・ヒルの教えもまったく、と言ってよいほど同じことです。

でも、人にはそれぞれ「聞いても」それを本当に「自分のものとして」「次の行動に移せる言葉かどうか」というものがあるのでしょうね。

私は今までは、ふむふむ、と思うだけで、なかなかそれを自分のものとして自分らしい行動に移すことまではできませんでした。

その人にとっての出会うべきタイミングもあるのでしょう。

今回は、私は本当に自分の腹に落ちたような気がしたのでした。

ここで最後にひとつ、それでもイマイチピンとこない、という人のために次のような大富豪の言葉をプレゼントしましょう。

「最後の詰めのほんの数%が、普通と大成功の差を生む。」

サービスの質と量が報酬額となるのだ、と大富豪は言いましたが、私たちは、量の方に関しては、10時間働いた人は8時間働いた人より報酬額が多くなる、という単純計算のもと、すぐにすんなりとその事実を受け入れることができますが、「質」に関しては、表面上、わかったようなふりをしても、なかなか理解していないのが実際ではないでしょうか。

例えばAさんの講演は2時間で50万円だとします。Bさんの講演は5万円。

10倍の開きがあるとします。

Aさんの講演はうまいからね~ 人の心をつかむのに長けているよ。講演がうまい人は人気があって、同じ2時間の講演でも話下手な人よりも報酬が多くて当たり前。」と言われたって、「それを上手かどうかというのは、受け取る人それぞれであって、違ってくるでしょう。話下手な人だって、とつとつとお話しされるところがまた胸を打つ場合だってあるんだから。そう思うと、Aさんのほうに、そこまで多額の報酬がいくっていうのは納得できないわ。」とか。

こう実際に落とし込んで考えて行くと、あぁ、まだ全然私はわかってなかったな~、というのが今までの私だったのです。

でも、これに対して大富豪はストンと答えをくれました。

「野球選手も3割バッターは2割5分の選手より数10倍も年収が多いだろう。つまり10回の打席のうち、3回ヒットを打つ人間は、2回のヒットの人間より莫大に稼ぐ。このたった1回の差が信じられない差を生む。

  競馬でも、1位と2位では何倍も賞金額に差がある。たとえ鼻差であっても。

  このように最後の数%の詰めが、数倍から数十倍の収入の格差を生む。1位の馬が数倍の速さで走ったわけでもなく、数倍の距離を走ったわけではない。ほんのわずかな差が勝負を決める。ほんの数%が普通と大成功の差を生む。」

私は、この大富豪の発言にたいそう納得いたしました。

3割バッター、G1レースをいくつも勝つような馬は人々に感動を与えます。

そんな彼らに2割5分のバッターよりそこまで稼ぐなんておかしい、と誰が文句をつけるでしょう? 2割5分のバッターならゴロゴロいるのです。

G1の優勝賞金と2位の賞金の差に誰が文句をつけるでしょう? 2位を何度とっても悲しいかな、その馬は人々の記憶には残りません。

そして、私はふと先日の静岡でのカラフルKの柏村先生の「イギリス最新情報」を思い出しました。

静岡では、希望者がふくらみすぎて、カラフルKで開催することができなくなり、別ホールを借りられました。

この講座の受講料はたった1050円です。

それが15人や20人集まったって、ホールを借りれば完全に赤字でしょう。

それでも、「皆に自分が受け取ってきたものを早く伝えたい。」という先生の熱意があって、赤字でも開催の運びになったのだと思います。

おまけにこのときは、新しいエンジェルのコースのために、それをボトルを並べてみせるとよりわかりやすくなるだろう、ということで、360度を72の天使のボトルを配置するためのマットが登場していましたが、これもより生徒に分かりやすく表現して見せてあげよう、という先生の熱意と愛情です。

何もこの日に絶対なくては困る、というものではないのです。

話だけでも十分です。

でも、あればなおよいだろうな~ときっと徹夜でスタッフの人たちが縫い上げたマットだったことでしょう。

そのほんのちょっとした熱意が生徒に伝わる。

だから人気があるんでしょうね。

こういうことを「そりゃあ、儲かっているからできるんでしょ。」という人もいます。

でも、違うと思う。

きっと儲かっていないときからこういう「驚かせてあげたい。」「喜ばせてあげたい。」という気持ちが強くてそれを確実にプレゼンテーションもしてきたから今があるんでしょう。

ずっと引き続いているだけのことで、儲かるようになったから、といって急に出来ることではないと思います。

なんだか、この本を読んで私はすっきりしました。

これからも「好きなことをやって、生きていこう!」「好きなことだけをやって、生きていこう!」

そして、「それで、人を喜ばせてあげたい。」「それが私の喜びだから。」と自信をもって生きていこうと思えました。

そして、「自分の好きなことをして精一杯生きている坪内さんを応援してあげましょう。」という人たちの応援をいっぱいありがたく受けて、さらに大きくなり生きていきたいと思いました。




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