おはようございます♪
今回のハナシですケド。。。。う~ん。。。具体的な説明じゃないと分かり難いですよねぇ~。。。
とはいえ、本当の役員サンのお名前を暴露するワケにもいかんよな。。。^_^;
じゃあ、有名人なら良いだろう。。。ってコトで、突然ですが、「ジュリア・ロバーツ」さん登場♪
(でっかいケド、可愛い女優さんですよね。結構好きです。)
で、彼女。
本名は、「Julia Fiona Roberts (ジュリア フィオナ ロバーツ)」と仰るそうです。 知りませんでした^_^;
で、これを、今回のケースに当てはめましょう!
まず前提ですケド、モンダイの就任承諾書は重任するヒトの分でした。
そして、
株主総会議事録: 選任された取締役の氏名=ジュリア・ロバーツ(←英文表記は一切なし)
登記された氏名:ジュリア・ロバーツ
となっております。
就任承諾書に記載された氏名(=記名と自署)は、
【パターンA 】↓
(ミミズの)サイン
____________
ジュリア・フィオナ・ロバーツ
Julia Fiona Roberts
【パターンB】 ↓
(ミミズの)サイン
__________
ジュリア F ロバーツ
Julia F Roberts
【パターンC】 ↓
(ミミズの)サイン
__________
ロバーツ・ジュリア
Julia Roberts
【パターンD】 ↓
(ミミズの)サイン
__________
Julia Roberts
(カナ表記なし)
え~っと。。。今、ホンモノを確認したのですケド、実際はパターンAはありませんでした。失礼!
でも、BからDは同じようになってました。
さて、この就任承諾書は補正になるのでしょうか?
まぁねぇ。。。管轄の法務局によって取扱いは同じではないんでしょうケド。。。
続きはまた明日~♪^_^;
注) 「(ミミズの)サイン」とは、「ミミズののたくったような判読不能な自署」という意味でございます (~_~;)
訳のなかで、取締役の名前を”ジュリア・ロバーツ”と誤魔化します。
私英作文が苦手なんで珍訳かもしれません。
Assumption-of-office written consent
( A written document evidencing the acceptance of office by the appointed person)
Incorporated company ABC Messrs.
Since the director was assigned to me in your general meeting of shareholders of holding on August 25, 2014, I consent to the assumption of office.
September 1, 2014
(Name)Julia Fiona Roberts sign
----------------------------------
就任承諾書
私は,2014年8月25日開催の貴社株主総会において,貴社の取締役に
選任されたので,その就任を承諾します。
2014年9月1日
ジュリア・ロバーツ サイン
ABC株式会社御中
以上はAssumption-of-office written consent
( A written document evidencing the acceptance of office by the appointed person)の翻訳に相違ありません。 翻訳者 住所+氏名+印
----------------------------------
◎ 第2例 日本語就任承諾書にサインする場合 異例
日本人の「記名+押捺」に該当するののが、「記名+サイン」です。
サインだけでは、記名の再現復元性が無い場合は、PCやワープロで書いても良いし、第三者が手書きで書いても良いと思います。第三者が”Julia Roberts”と書き込んでも、それは署名ではなく記名です。
それは 【パターンE 】です。-------------------
【パターンE 】-------------------
判読不能なミミズサインのみ
◎ 第3例 新保先生のケースは、英語と日本語ちゃんぽんの場合でしょうか。
【パターンA 】--------------------
(ミミズの)サイン
____________
ジュリア・フィオナ・ロバーツ
Julia Fiona Roberts
【パターンB】----------------------
(ミミズの)サイン
__________
ジュリア F ロバーツ
Julia F Roberts
【パターンC】 -----------------------
(ミミズの)サイン
__________
ロバーツ・ジュリア
Julia Roberts
【パターンD】 ---------------------
(ミミズの)サイン
__________
Julia Roberts
(カナ表記なし)
Dは問題なくとおります。
重任のケースで、登記簿は「ジュリア・ロバーツ」なんですよね。
A、B、Cのパターンでは、「ジュリア・ロバーツ」と異なるカタカナの翻訳をしていますが、こんな危険な翻訳をした人は日本の会社の人でしょうね。捨て印ならぬ捨てサインはないんでしょうね。捨てサインがあれば、「ジュリア・ロバーツ」に訂正した方が良いでしょう。
捨てサインが無い場合でアタマの硬い登記官に当たって、「ジュリア・ロバーツ」が任期満了退任して、”ジュリア・フィオナ・ロバーツ”又は ”ジュリア F ロバーツ”若しくは ”ロバーツ・ジュリア”という別人が新たに就任したとされる危険はわずかですがあります。100%完全な翻訳はあり得ないことを強調して、「重任」を主張してください。
「ミミズのサイン」にお気遣いいただいたのだろうと思います^_^;
外国人の就任承諾書は、なかなか厄介なシロモノで、ワタシもその都度悩みます。
阿部さまのご意見も踏まえつつ。。。明日の記事に結果を報告させていただきますので、よろしければ読んでみてくださいまし。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
税目(条文番号) 登録免許税(租税特別措置法第81条)
見直しの内容
会社分割に伴う不動産の所有権の移転登記等の登録免許税について
税率を軽減する措置(以下、「本制度」)は、会社分割制度の創設以
降その活用・普及に大きく貢献し、その役割を果たしたといえること
や、産業競争力強化法に基づく会社分割における登録免許税の軽減措
置(租税特別措置法第80条第1項第6号)によって、組織再編・事
業再編を通じた経営資源の効率的活用を図る取組みを促進させられる
ことから、適用期限である平成27年3月31日をもって廃止する。
本制度は、企業の経営資源の効率化や最適配置、合従連衡を通じた
「選択と集中」を可能とする会社分割の活用を円滑化するとともに、
中小企業の事業承継・事業再生の円滑化を図る目的で創設され、法務
省登記統計で公表されている平成18年度以降で9,219件の会社
分割の際に利用されるなど我が国の産業再編に一定の役割を果たして
きた。
一方、戦略的・抜本的な組織再編・事業再編を強力に推進すること
により、国内の過剰供給・過当競争構造を解消し、我が国産業の競争
力の強化を図る必要性から、産業競争力強化法に基づき、事業再編計
画、特定事業再編計画の認定を受けた事業者については、会社分割を
含めた登録免許税の軽減措置が設けられているところである。
本制度は、会社分割制度の創設以降その活用・普及に大きく貢献
し、その役割を果たしたといえることや、産業競争力強化法に基づく
軽減措置によって、組織再編・事業再編を通じた経営資源の効率的活
用を図る新たな取組を促進させられることから、適用期限である平成
27年3月31日をもって廃止する。
なお、産業競争力強化法が施行(平成26年1月20日)されてか
ら現在(平成26年7月31日)までの間に計画の認定を受けた事例
(10件)のうち半数が会社分割の登録免許税の軽減措置を受けてい
る。また、産業競争力強化法が施行されてからまだ間もないため、今
後認定される計画の数は増加していくものと予想される。
http://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2015/request/meti/27m_meti_k_03.pdf