先日、法務局から電話がかかってきました。 法務局からの電話って、ダイタイは補正みたいなハナシなので、未だに 「なになにっ!?」 と、ドキッとしながら電話口に出ます。 どうも気が小さくて慣れません(泣)。
法務局の方はこんなことをおっしゃいました。
「この前提出された○×会社なんですけどねぇ~。原本還付するときに拡大コピーしましたか??」
「はっ?」
拡大コピーなんてしてませんよぉ。ワタシが自分でコピーしたんですから。(すみません。偉くないので、自分でコピーもしています(^_^;))
「いやね~。。。印鑑の大きさが違うんですよね~。 実はね、昨年もオタクの事務所で申請されたじゃないですか。で、去年の印鑑届も確認してみたんですよね~。 でも、やっぱり大きさが違うみたいなんですよ。今年のは20ミリで、去年のは18ミリなんで、拡大コピーしちゃったんだったらこの位チガウかなぁ。。。と思って、お電話したわけです。」
何とも、人の良い親切な調査官でした。
こんな方もいらっしゃるんですね~。。。わざわざ去年の書類まで見てから電話してくださるなんて。
「とにかくコピーはワタシがしたので、拡大はしてません。 やっぱり印鑑が違うんだと思います。。。」
などと、まるでヒトゴトのようなことを言いながら、書類を見てみました。
去年の書類の写しと比較するとやっぱり20ミリと18ミリです。でも、印影はホントにそっくりなんです。拡大って思ってもおかしくないほどに似ていました。
そうは言っても2ミリも違うのですから、別の印鑑を押されたはずです。
。。。という訳で、会社に電話すると、「そうですよ。20ミリでしょ?登記所に届出ている印鑑じゃないです♪」 ムムム。。。こちらは、確信犯でした。
結局、ワタシがもっとしつこく言えばよかったんですけど、「委任状(会社実印押印)」とメールに書いただけだったため、担当者(今年変わられていました)の方には上手く伝わっていなかったみたいです。
こんなことはワリと多くて、補正をするのは面倒なのですが、印鑑証明書の控えと照合するのも面倒なので、特別な場合を除いては照合作業は行っておりません。(会社の自己申告を信用してますから(^_^;))
実印相違で補正になるのは珍しくないものの、今回の調査官(たぶん)の方はホント親切で感動しました。今度、ご挨拶したいくらいです。
ま、そんなことをしていたら、いくらやっても申請書が溜まる一方なのでしょうから、職員としてはどうなのかな。。。と思いつつ。。。。6月も終わりますね。