司法書士のオシゴト

会社にかかわる登記を中心に素朴なギモンにお答えします♪ 

三角合併 その1

2023年07月21日 | 商業登記

おはようございます♪

先日。。。と言っても数か月前ですが。。。三角合併というヤツを初めて経験させていただきました。

こういう感じなのね~。。。と思いつつ進めたワケですけれども、さっぱり忘れてしまいそうなんで、書き留めておこうと思いマス (^^;)

 

三角合併って何?
という方のタメにざっくりと説明しておきますね (^^♪

普通、A社(存続会社)とB社(消滅会社)が合併する場合、合併対価はA社の株式になっています。

。。。が、三角合併の場合は、A社が親会社(甲社)の株式を取得しておき、合併対価を甲社株式とするワケ。

なんで「三角合併」と呼ばれるか。。。というと、3社が絡む合併だから。。。ってことのようです。(図に書くと三角っぽくなるからかも。。。( ;∀;))

 

 

 

。。。で、分かりにくいかなぁ~~。。。と思いまして、珍しく図を描いてみましたが、どうでしょう?? (^^;)

三角合併の赤い矢印部分にご注目くださいね。

まず、A社は甲社の株式を、何らかの方法で仕入れておきます(これが、合併前の赤矢印)。
本来、子会社が親会社株式を保有することはできませんケドも、三角合併のための取得は許されているんですよね。。。(^^♪

そして、合併対価は、A社が保有する甲社の株式とするワケ。
すると、合併後は図表のとおり、A社の株主に変更はなくてA社の株主である甲社の上に消滅会社B社の株主である乙社が来るってコトになります(合併後の赤矢印)

へぇぇ~。。。なんか不思議~(-_-;)。。。じゃありません??

 

ま。。。三角合併って、どんな感じか分かっていただけたかな?。。。と思いますんで、短いケド今回は終わりっ!!
次回へ続く~♪ (;・∀・)

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【宣伝】商業登記500問 発売... | トップ | 三角合併 その2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

商業登記」カテゴリの最新記事