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レスポールもいろいろで

2018年11月25日 | ギターと楽器のこと

 今回のギターマガジンのギブソン特集はかなり面白いです。やはり一番意外なのは、今では名器と言われるレスポールが販売不振により1961年で一旦製造を打ち切られたこと。その後SGにモデルチェンジし、再生産されるのは1968年だったとか。その後、レスポールもミニハムバッカーがついたデラックスになったりしたようです。

 ということは、私が生まれた1963年にはレスポールは生産されてなかったわけで、その点50年代から形は多少変われどずっと作られてきたフェンダーストラトキャスターとは違いますね。その辺、レスポールの方がビンテージ市場での価格が高いことと関係しているのでしょう。

 なお、レスポールのギタリストというと私にとってはジミーペイジではなく、甲斐バンドの初期の大森信和さん。タバコサンバーストのカスタムのイメージが強いですが、デビュー当時はゴールドトップも使ってたような。あれはもしかしてデラックスかもしれません。また、デビュー当時に発売された楽譜集には使用楽器も書いてあって、大森さんはギブソンレスポールと、バーニーレスポールJr TVモデルとありました。

 当時はレスポールJrが何かも知らなかったのですが、TVモデルは余計わからず。正解はというと、JrはフラットトップのマホガニーボディーにP-90のピックアップが1つないし2つ付いたもの。TVモデルというのは、当時の白黒テレビでも色が映えるように黄色っぽいボディーにしたものだそうです。またTVモデルは基本的にダブルカッタウエイのようですね。50年代はフェンダーのギターも主力はブロードキャスターとかテレキャスターとかいう名前でしたから、やたらとテレビうつりを気にしてたんですね。今のインスタ映えのようなものでしょうか。

 なお、そうは書いてあっても大森さんがTVモデルを持ってるのは見たことありません。テレビで見るときはいつもレスポールカスタムで、BIG GIG以降は大体チェリーレッドの335だったし。

 レスポールJrについては10年位前にライブハウスに対バンで出てたバンドの人が持ってて、「ああ、かっこいい」とか思いました。ロックやる人が持つと似合いますね。ですが、以前ブースターを買いに行ったとき楽器店で試奏に渡されたのが某社のレスポールJr。ネック太い割りには妙にボディーが軽くて、率直な感想としてバランス悪いとか思ったのですが、まぁ私が使いこなせないだけでしょう。別のメーカーのはまた違うかもしれないし。

 私のようなものはレスポールと聞いただけでうっとりしてしまうのですが、実際はなかなか使いこなせず。しかし部屋にレスポールがあるだけでゴージャスな気分になれるので、そこは幸せでしょう。別にビンテージじゃなくても国産コピーでもいいもん。


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