つのだ☆ひろさんのFMラジオ「ミュージックプラザ」ですが、今週月曜は「異名同曲の昭和歌謡」という特集だったとか。実は月曜は仕事で缶詰だったのでまったく聞けず、番組サイトでオンエアリストを見て知りました。
最初は同名異曲かと思い「それだったら夜のとことんシリーズでやったばっかりじゃない?」と思ったのですが、実際は逆というか同じ曲なのにタイトルが違うというものでした。これは結構ひねり出すのが難しいような気がします。
今回その特集でオンエアされたのは
1.「また逢う日まで」 (尾崎紀世彦)
2.「ひとりの悲しみ」 (ズー・ニー・ヴー)
3.「亜麻色の髪の乙女」 (ヴィレッジ・シンガーズ)
4.「風吹く丘で」 (青山ミチ)
5.「逢いたくて逢いたくて」 (園まり)
6.「手編みの靴下」 (ザ・ピーナッツ)
7.「情熱の花」 (ザ・ピーナッツ)
8.「キッスは目にして!」 (ザ・ヴィーナス)
9.「ピンク・タイフーン(イン・ザ・ネイビー)」
10.「ヤング・セーラーマン(イン・ザ・ネイビー)」 (渋谷哲平)
11.「セーラー服と機関銃」 (薬師丸ひろ子)
12.「夢の途中」 (来生たかお)
など。1と2はそれこそ前にこの番組で聞いて知りました。「ひとりの悲しみ」の方が先ですが、筒美京平先生がどうしてもヒットさせたくてというかヒットするはずだと思って歌詞を変えて再度出したのでしょうね。それがレコード大賞までになったと。
2曲ずつの組み合わせでしょうから3と4が同じ曲なのでしょうか? 3は知ってますが4は全然知りません。同じく5は知ってても6は知らんと。あと7と8はもちろん知ってて、そもそもがベートーベンですものね。9と10も知ってますが洋楽カバーだからこういうのは多いのかも。11と12ももちろん知ってます。
ということで、こうやって見ると思いついたのが小室みつ子さんの「夢をたどって」と椎名恵さんの「LOVE IS ALL ~愛を聴かせて~」。原曲がシャーリーンの「I've Never Been to Me」でした。
それと結構地味な違いですがキャンディーズの「そよ風のくちづけ」と「盗まれたくちづけ」があります。今回の特集にはリクエストあったのでしょうか? ただ、歌手が同じで歌詞もまったく同じだし、アレンジも大体同じなのでラジオで2曲続けてかかると知らない人は放送事故かと思うかも。あらためて聞くとサビのコーラスとエンディングのシャララがちょっとだけ違いますね。
洋楽では「サマーサンバ」と「So Nice」とか「ソ・ダンソ・サンバ」と「ジャズ・サンバ」とかあったと思います。
で、極めつけは3曲一緒というのがあって「茅ヶ崎メモリー」「サンライズ・サンセット」「茅ヶ崎サンライズ」というのがありました。「サンライズ・サンセット」は実はシングルでは出てないのですが、当時「本命」「本家」「大穴」とか言われたそうです。それぞれ誰が歌ってたかわかる人は上級者です。
では、そういうことで。(って、どーゆーこと?)
野暮なコメントをひとつ。
新田一郎さんの「サンライズサンセット」はシングルで出ています。
ソロ一枚目のシングル(1982年)です。
失礼しました。
作詞は奇しくも『夢の途中』と同じ来生えつこさんだったと思います。
あと有名どころでは中森明菜さんの「ミ・アモーレ」と「赤い鳥逃げた」
ジャズものでは「ザ・ギフト」と「リカード・ボッサ」とかありました!
発売当時は郷ひろみの圧勝だったんでしょうが、今となってはモンローウォークはあちこちでしょっちゅう聞くけど、セクシーユーはまったく聞かんですね。たしか歌詞もちょこっと違ったような。