今日のひとネタ

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モーリス PA-60

2009年01月25日 | ギターと楽器のこと

 楽器オタクは楽器オタクらしく行こうと思い、今年はその辺の記事を増やそうと思ってます。ということで、まずは我が家に一番古くからあるギターについて。

 写真のギターはモーリスのPA-60というエレアコで1990年の11月に購入。実はその月の初めに結婚したのでわが夫婦とほぼ同じ歴史を持っています。青森市の成田本店という書店の3階に楽器屋があって、ギターを買う気はぜんぜんなかったのですが、買い物に出たついでにいつもの習慣で楽器屋を覗いたらこれが置いてあったと。

 ピエゾピックアップのギターがいつ頃から出てたのかは知りませんが、「へぇ~ピエゾのエレアコが5万で買えるんだ」と思ったら急に欲しくなって、当時はまだ新妻だった配偶者に「欲しいんだけど」と言ったら「買えば?」ということであっさり快諾。(まぁ新婚ってのはいろいろと気が大きくなってるものなので)

 モーリスのエレアコではトルネードという機種がありますが、それの同価格帯のギターと比べたら生音はこっちの方がよかったです。というか、トルネードの廉価版の生音はベラベラっという音で「なに、これ?」と思って即ボツ。店員の話では、そっちはピックアップの音を重視してるので生音は別に…ということで。

 これは正面から見るとわかりませんが、実はアーチドバックのギターでネック側とエンド側が薄くて真ん中がやや盛り上がってます。結構ボディの薄いギターなので音は綺麗ですが生音の音量は大きくありません。

 私はというと元々はアコギから始めたのですがずっとエレキギターしか弾いてなかったので、アコギというと12年ぶりくらい。結婚して引っ越したこともあって「近所に友達もいないしもうバンドもやることないだろう」と勝手に思ってて、宅録を意識してエレアコを選んだということもあったように思います。

 そんなこんなで細かいスペックはまったく意識せずに買ったのですが、このギターのネックはエレキギター並の細さ。おまけになぜかショートスケールなのでアコギとしてはテンションがやや緩いです。(ストリングガイドが1~2弦用、3~4弦用と二つついてるのでそれほどでもありませんが) ギター自体は韓国製なのですがペグはGOTOH製なので部品は良いのかも。

 普通のピックガードがないとアコギらしくないという気がするのですが、サウンドホールの回りに一応ピックガードがついてます。また、あまりアコギらしくないヘッドの形が気に入らないのですが、なんだかんだいってちょっとした時に弾くには最適ですね。ライブというか演奏会で使ったのは一度だけですが、アンプを通した音はまぁそれなりです。

 知り合いでギター弾く人がこれの写真を見てすごく関心を示してたのですが、もちろんそんなにたいしたギターではございません。とはいえ、もう18年以上使ってるわけですのでこれも何かの縁でしょう。

 昔から普通にリビングの片隅に立てかけてあることが多かったので、子供がぶつかって倒してしまうこともたびたび。そのため表側はそれほどでもないですがネックには大きい傷があるので売りに出そうとしても値がつかないでしょうね、多分。やはりギターの保管はケースに入れておくか壁にぶら下げておいた方がいいのでしょう。どっちにしても売る気はないので商談は受け付けません。あしからず。


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