こちらも今期多い病院ものですが先週で終了しました。感想としては「あり得なさすぎ」の一言。主演は反町隆史。共演が佐々木蔵之介、波瑠、筒井道隆、倉科カナ、津田健次郎など。
舞台である病院で未知の球菌による死亡症例が発生し、それが心不全としてしか証拠の残らない殺人兵器となって、そこに群がる病院関係者たちの策略が入り混じるというものでしたが、まあ毎回どんでん返しがあり過ぎ。結局何が何だかわからなくなりました。
役者さんについては役柄とか演出によるのでしょうが、「反町ってこんなにキレがない感じだっけ?」と思ってしまいました。何しろ元・相棒ですから、あの人がいるとビシッと解決しそうなのが、院長や家族に翻弄される役だったし。これがもっと弱々しい役者さんか、あるいはもっと不気味な人だったら違う感じになったかもと思ったり。
結局佐々木蔵之介ばかりが目立ったドラマの気がします。面白かったのは筒井道隆の事務長役で、あっちにフラフラこっちにフラフラで騙したつもりが騙される連続というのは、ちょっとしたヒットだったかも。
そんなこんなですが、まあオリジナル脚本でこういうとんでもないドラマを作ろうとした意気込みは評価します。面白くないわけではないですが、とにかくあり得なさすぎで真剣に見るのはちょっと。