今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

ギターをひく若者の月刊誌「ヤングギター」

2023年04月22日 | 昔の音楽雑誌の話
 
 ヤングギターは「ギターをひく若者の月刊誌」なのだそうです。一番読んでたのは高校生の頃で、それは1979年~1981年くらい。当時は自分で買ったり、友人宅で読んだりでしたが、毎号もれなく立ち読みしてたので、当時の表紙を見るだけで「ああ、あの号か」というのはわかります。

 それで、今は懐かしくてバックナンバーを集めたりしてますが、我が家にあるのを並べてみるとこんな感じ。上の段から、

・1975年
・1976年
・1977年
・1978年
・1980年

となっています。なぜか79年は1冊もありません。昔持ってて切り抜きしてたのが部分的にはあるのですが。

 それで、なんとなくおわかりかと思いますが、この雑誌もフォークニューミュージック寄りから、洋楽のロックとか海外のギタリストそのものへフォーカスしていった感じがあります。

 個人的に面白いと思うのは1976年~1977年くらいの号で、自分がギターを始めた頃でもあり、歌謡曲の歌い手からシンガーソングライターへ興味が移って行った時期でもあります。ヤングギターは現在も発行されていますが、風やアリスが表紙を飾っていたと言っても今の読者は信用しないかも。

 今見ると面白いのは記事以外に広告もそうで、楽器も国内アーティストの新譜紹介も見ていて飽きません。驚くのは、1976年の世界では中島みゆきよりも吉川団十郎が上に来てたのですね。しかも「ああ宮城県」ではないし。



 あとは、私の認識ではパンダさんと大貫妙子さんが1977年の夏を独占したということはありませんでした。当時も読んでたはずなのですが、こういう広告があったこと自体忘れてたし。



 そして、80年代にはギタリストVS美女シリーズというのがありました。ご覧の通り石川ひとみさんと田中一郎さんとの対談があったり、他の号では鮎川誠さんと高見知佳ちゃんとか、ピンクレディーと西慎嗣さんとかいうのもあったのですが、これが全部白黒記事というのがなんとも。



 今もバックナンバーを買い集めているのは76年~78年くらいなのですが、80年代のが数冊あるのはこの石川ひとみさんの掲載号がどれかわからず、適当に何冊か買ったため。どなたかこのシリーズをデータベース化してくれることを望みます。そして、手元に古本がある方は適度な価格で放出していただけると助かります。