今日のひとネタ

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馬鹿馬鹿しいのも続けていれば

2012年10月13日 | TV番組レビュー

 平日に録画してあった番組をまとめて見ました。まずは「アステカイザー」から。ご存知プロレスの星ですが、初回放送は1976~77年だそうです。私はもっと後かと思ってたのですが。ストーリーとしては<世界の格闘技の頂点に立とうと暗躍する悪の集団・ブラックミストにレスラーの兄を殺された青年・鷹羽俊は、超人的なパワーを生み出す特殊なファイティング・スーツを身にまとい、正義の戦士・アステカイザーとなって立ち向かう。>のだそうです。新日本プロレスの全面協力だそうで、アントニオ猪木も出てるしクレジットによるとジョージ高野とか佐山聡も出てるようです。

 初回はタイトルマッチが終了したときにサタンデーモン率いる悪の集団・ブラックミストが乱入してきて、チャンピオンをボコボコにしてしまうところから始まります。「そんなアホな」と思う展開ですが、チャンピオンに対して「俺の方が強い」っていう悪役レスラーが出てきて…という展開はちょっとときめいてしまいました。ただし試合が普通のプロレスなのでそこはちょっと。こういうときに鈴木みのるVSアポロ菅原みたいな試合になれば緊迫感があればまた違うのでしょうが、子供向けにはなりませんわね。まぁどう見てもおかしい人たちが乱入してきてるのに普通のレフェリーがいて試合してるのも違和感あります。が、これに違和感を覚えなくなったのはFMWとかWINGとかのせいかもしれません。乱入してくるレスラーのファイトマネーは?とか交通費は出てるの?とか考えるようになると楽しめませんが。

 それにしても、アステカイザーが登場してからの戦闘シーンは完全にアニメ(かなり手抜き)になってしますので、そこはさすがに幻滅です。もうちょっとなんとかなりませんでしょうか?

 次に見たのはドラマ「赤い嵐」。柴田恭兵がいう「忍ちゃん!」と能瀬慶子がいう「ぅわからない。ぅなにもわからない…。」というセリフが有名です。その辺の印象は強いのですがそもそもどういうストーリーだったのか、結末はどうなったのか、というのを覚えてないのは、私がちゃんと見てなかったせいでしょう。多分あまりの馬鹿馬鹿しさにドロップアウトしたのではないかと。初回を見てうちの子供達が揃って「なんでこんなしゃべり方なの?」と聞いてきたのですが、あれが演出というものなのだよおぜうさん。

 で、初回を見て「バカ!」というのは簡単なのですが、このまま1クールなり2クールなりやるのはやる方が一番大変でしょうと思うのは大人になった証拠。1回ボケるのは簡単ですが、それをずっと続けるのはさぞかし大変でしょう。その辺に敬意を表して毎週録画することにします。最後までついて行ければいいのですが。