07月29日 15時40分 NHK
参照記事
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20210729/2010011445.html
新型コロナウイルスの感染が急拡大していることを受け、京都府の西脇知事は「まん延防止等重点措置」が適用される可能性も視野に、飲食店などに出している営業時間の短縮要請を延長したうえで、より厳しい措置内容を検討する考えを示しました。
京都府の西脇知事は29日昼前、記者団の取材に応じ、府内の感染状況について、「きのうの感染者数が175人と過去最も多く、明らかに感染が拡大している。これからお盆のシーズンとなり、インドで確認された変異ウイルスへの置き換わりも進むと想定され、非常に危機感を持っている」と述べました。
そのうえで、8月1日が期限の飲食店などを対象にした営業時間の午後9時までの短縮要請については、府内全域で延長する考えを示しました。
「まん延防止等重点措置」については、「最終的には政府が決定することだが、適用されることも視野に入れて講じるべき措置を検討しないといけない。京都と兵庫は同じ状況なので、同様に扱われると思う」と述べ、政府に要請はしないものの、適用される場合も想定して、準備を進めていることを明らかにしました。
措置の内容については、「政府の方針に沿って検討するが現状より厳しい措置となる可能性がある」と述べ、30日にも対策本部会議を開いて、対応を協議する考えを示しました。