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患者自身のiPS細胞 治療用に提供目指す拠点施設を大阪市に

2021年07月29日 | 京都ニュース

07月29日 10時39分 NHK
参照記事
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20210729/2010011440.html

患者自身のiPS細胞を使って病気の治療にあたる再生医療の実現を進めるため、京都大学iPS細胞研究財団は、細胞の培養などを行う拠点施設を大阪市に設けて、4年後の提供開始を目指すことになりました。

京都大学iPS細胞研究財団は、体のさまざまな組織になるiPS細胞を患者自身の血液から作製して治療用に提供する「myiPSプロジェクト」を進めています。
その拠点施設について、財団は、大阪・北区の中之島で整備が進められている病院や研究機関などが集積する複合ビルのなかに設置することを決めました。

施設はおよそ1800平方メートルの広さで、年間1000人分のiPS細胞を自動培養する装置や、培養した細胞を保管するスペースなどを設ける予定です。
主に医療機関を通じて依頼を受け付け、1人あたり100万円で患者自身のiPS細胞を作製し、4年後の2025年の提供開始を目指すことにしています。

財団では現在、他人に移植しても拒絶反応が起きにくい特殊なiPS細胞を医療機関などに提供していますが、患者自身のiPS細胞を使えば、よりリスクが小さい治療が行えるとしています。
京都大学iPS細胞研究財団は、「自分のiPS細胞を使った治療を多くの人が適切な価格で受けられるよう、一刻も早く提供を実現したい」と話しています。

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