09月09日 埼玉NHKWEBNEWS
3年前に閉店した埼玉県川口市の駅前にある「そごう川口店」の建物はリニューアルが行われ、来年春に新たな商業施設として開業することになりました。
これはリニューアルを行う不動産大手、三井不動産が先月発表したものです。
JR川口駅前の「そごう川口店」は3年前に閉店していて、去年11月、三井不動産が所有権を取得し活用方法が検討されていました。
新たな商業施設は、従来の建物を生かしながら内装や外観のデザインなどをリニューアルします。
施設にはアパレルや化粧品、それに生鮮食品やスイーツなどおよそ100店舗が入る一方で、地域に長く親しまれた入り口の大時計や外壁の大理石はそのまま残すということです。
開業は来年春の予定で、JR川口駅を利用する若者やファミリー層などをメインターゲットにしたいとしています。
この施設には、まちのにぎわい創出への期待も寄せられていて、川口市の奥ノ木信夫市長は、「まちづくりにも積極的に関わってほしい」と話しています。