10月06日 16時41分 NHK JP
参照記事
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20211006/2010012316.html
新型コロナの影響で苦境が続く中、文化芸術の力で京都から日本を盛り上げようと、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、取り組みを推進する大使に任命され、6日、委嘱状が手渡されました。
海老蔵さんが任命されたのは「京都平安大使」で、舞台やコンサートを企画する民間会社と、京都市や平安神宮、それに比叡山延暦寺などが協力して初めて企画しました。
6日は京都市左京区の平安神宮で任命式が行われ、本多和夫 宮司から海老蔵さんに委嘱状が手渡されました。
海老蔵さんは、日本の文化芸術界で第一線で活躍しているうえ、本人から京都のために力になりたいという申し出があったことから、大使に選ばれたということです。
海老蔵さんは、来月6日に平安神宮で特別公演を行うほか、今後、京都での歌舞伎の公演や祭などへの出演も検討するということです。
海老蔵さんは、「重圧を感じています。日本文化の中心の京都で、多くの人々を集めて盛り上げる起爆剤として、世界中の人に京都の文化を見ていただきたい」と話していました。