半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

腰痛対策

2015年03月19日 | 自分の時間
え~、今年は3月頭に腰をやってしまい、その後、左足の腰から足裏までくる痺れがとれていなくなりました。
これを「老後、動けなくなる前に、今のうちに生活を見直しなさい」というメッセージと受取り、ひたすら本を読んで色々勉強していました。

そして、一応、腰痛や体の不調を整える「体系」というか「考え方」や「手法」を整理できそうなところまで来ました。

ざっくり言うと

・体は自分で治そうとする力がある(自然治癒力を持っている)
・部分が痛くとも、まずは全体を整える
・とにかく、日々、体を整えることを継続すること

この3つですね。

整骨、整体の名医と言われている先生方の本、整形外科の先生の本、気孔の先生の本などを読みましたが、全体を網羅している辞書のような本はわかりにくいし、かといって、1つの手法をやれば色々な症状に効果がある、と謳っているのも、結局は本を売りたいがための出版社の編集方針でしょうから、そういったところに惑わされないで、自分の中で整理する必要がありました。

ただ、「なるほどな~」と思える先生の本は、「診断が8割」「部分が痛いからといって、そこだけではなく、原因となっている全体を整える必要がある」「毎日、続ける必要がある」というのが原則として共通だと思います。


私もそうですが、ぎっくり腰などになって、先生のところにいって治してもらって、また日常生活を普通に送る、、、というのは、40を過ぎるとそろそろダメですね

もうこの年になると、「日常生活」を気にしないと、あとででっかいツケが来てしまうんですね~

なので

「体は本来治癒力をもっていて、痛みがあるというのは、体からの信号。それを無視せず受け止めて、最近、腰が張っている、とか体がバリバリだな、という時はストレッチをするなど、体からの信号を聞いてあげる。そして、本来はそういった症状が出ないのが一番(未病を治す)で、そのためには、日々、体をケアする」

という思想、考えをきちんと持って生活する必要がある、ということですね。

これは、子供の頃、歯磨きをサボって虫歯になって歯医者に行き、治療して、「あ~、もう歯医者は嫌だ」と3日ぐらいは歯磨きを一生懸命やるけど、またさぼるようになって、また歯医者に行って、、、を繰り返し、この年になって、ようやく歯磨きをきちんとやるようになり、3ヶ月に1回の定期健診に行くようになった、という流れと同じですね


その上で、まず、腰が痛いというと、腰ばかりに焦点がいきますが、大体が仙骨がゆがんでいたり、背骨がゆがんでいたり、足首が痛んでいたり、と色々な痛みの原因があります。

例えば、「坐骨神経痛ですね」と言われても、それはお腹が痛い患者に「腹痛ですね」というのと同じことだそうです。
いわれてみれば、そりゃそうですね

坐骨神経痛は病名ではなく、単なる「症状」で、その「原因」がわからなければ、単に薬が出たりストレッチしたり筋トレしましょう、ということになってしまいます。

どこがどう痛いのか?それはヘルニアなのか?脊柱管狭窄症なのか?
そもそも何が原因か診断をしておかないと、ヘルニアなのに背中の反り返り運動をして、ますます悪化させてしまう、ということがあるようです。
座っていて腰を動かした場合に出た痛みは骨盤は安定している状態での動作の痛みで、立ったときに腰を動かした痛みは骨盤が動いて出る痛みで、同じ痛みでも違う痛みなんですよね。

また、右に体を倒した際に、右側が痛いのか、左側が痛いのか、によっても違うし。

そういった「痛みが出ている場所」を自分なりに診断した上で、原因を推測し、対処するストレッチとかツボ押しなどを行うわけです。


そして、もっと上の原因である「どこか体がゆがんでしまっているから、そこに痛みが出ている」ということを考えて、全体の体の湾曲やゆがみを取り除く体操やストレッチや姿勢を毎日続ける、ということが大切なわけですね。

色々ストレッチの体操などはあるのですが、私の今のところのベースは、1月から続けている「寝ヨガ」を毎日やること。
あと、「正座」もいいですね。

「毎朝30秒の正座で腰痛が治る」と提唱している先生もいました。
骨盤を整えたり、ゆがみを整えるために、腰の体操をやるのもよいけど、一番は朝、正座をして、背筋や背骨を意識するのが自分で出来る一番やりやすい方法、という理由です。

ただ、出来るだけ「かかとをつけて正座する」というやり方なので、難易度はありますが。

膝が痛くなるのが正座なのですが、これは太もものストレッチや体操をしていくことで、正座が一番体にとって良いということがわかってきます。


あと、ツボもいいですね。
この本、論理的にも解説されていますし、また写真CGをつけているのでツボが非常にわかりやすい。
坐骨神経痛などのツボも、「お~、いつも自分で何気なく押していたツボは、ここなのね」と納得できました



ちなみに、ツボは日々動くそうです。
そして、別の気孔の先生の本で知りましたが、完全なる健康体(毎日気孔体操をやっているような方)は、ツボが無いそうです
そして、ツボは指先から出てくるそうです。指先は万病の兆しが現れるところ、なんだそうですよ。

また、自分の体を整えるにあたって、「緊張させてから、一気に脱力」という方法も有効みたいです。
この本は、全体ではなく「部分対処」として書いてありますが、当座の痛みをとるのに納得できる内容でした。


私はカイロプラティックの1日講習に参加したことがあるのですが、そこで腰痛を治すとき、自分で足を倒そうと力を入れて、それに対して先生が手で壁を作って、5秒ぐらい数えたら力を抜く、というのがありました。

論理としては「力を入れて筋肉を使うと、関節は正常の位置煮に戻りやすい」というものでした。

先生方も、自分で例えば肘の痛みをとるために、肘に特別なゴムチューブを巻いて、筋肉に負荷をかけて運動させるというやり方をしている、と言っていました。

実体感としてはあったのですが、それを具体的に自分では再現できませんでした。

それを1人で再現できるポーズがこの本には解説してあったので、「ほ~」と思いました。


そんなこんなで、知識は徐々についてきましたが、後は実践ですよね~。

寝ヨガは日々やっていますが、当座の左足の痺れをとるべく、ツボと一瞬整体をしばらく続けていこうと思います。


ちなみに、整体の源流は高橋先生という方の正体というところにも行き着くようです。
ゆくゆくはそこまで学びたい。

ツボも含めて、「家庭医学」を家族の1人ぐらいがある程度のレベルに行けば、安心ですものね。

ということで、引き続き、ボチボチ学んでいきたいと思います
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